セパンでのMoto2レース、ワイルドカードのアズマンは23位
PETRONAS MIE Racing RW Teamは、Moto2クラスのアズマンの果敢な走りでPETRONAS Grand Prix of Malaysiaを23位で終えた。
ワイルドカードでエントリーしたPETRONAS MIE Racing RW Teamは、マレーシアのPETRONASセパン・インターナショナル・サーキットで開催されたMoto2世界選手権ラウンドを、ライダーは1人ながら無事に終えた。土曜日の予選で不運なアクシデントに見舞われたカイルル・イダム・パウィ(#89)は骨折を負い、日曜日のレースを欠場した。
Moto2の予選を29番手で通過した24歳のマレーシア人ライダーは、母国の観衆の前で力強いパフォーマンスを披露する決意を固めていた。現地時間午後1時15分(日本時間午後7時15分)の消灯を10列目のグリッドで待つと、気温35度、路面温度58度のドライ・コンディションのなか、好スタートを切った。最初のコーナーを25番手でストレート・アップすると、2周目には21番手まで順位を上げ、そのまま6周目までポジションをキープした。1つポジションを譲ったヘルミは、その後も集団のなかでバトルを続けた。レース中盤には21番手まで順位を上げたが、終盤はさらに順位を下げた。ライダーは重要な経験を積み、ライバルたちがさまざまなアクシデントに見舞われたレースを見事に完走した。
ムハンマド・ヘルミ・アズマン #55
「スタートはうまくいったし、レースが始まってからも集団について行こうとした。しばらくは20番手近くを走行し、ペースをキープし、最も近いライバルを追いかけ、ミスを避けるために懸命に努力しました。10周か12周を過ぎたあたりからタイヤが減り始め、体力的にも少し疲れを感じ始めた。もちろん、世界選手権のライダーたちと戦うのは簡単なことではないが、ベストを尽くしたし、昨年のワイルドカード出場時に比べてペースもラップタイムも向上したので満足している。このチャンスを与えてくれたPETRONASとスポンサー各社に心から感謝している。"
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