2025年のWSBKシーズンがフィリップアイランドで正式決定
2025年スーパーバイク世界選手権開幕戦、PETRONAS MIE Racing Honda Teamはマッケンジーとザイディの両ライダーでフリー走行に臨んだ。
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現地時間11時45分(CET+10)、SBK勢は40分間のプラクティスに臨んだ。タラン・マッケンジーは、数日前に同サーキットで行われた公式テストで収集したデータをもとに、テクニシャンとともにCBR1000RR-Rのベースセットアップを詰めていった。ベストタイムは1分31秒459で、セッション終了時点で20番手につけた。今週末にWSBKデビューを飾るチームメイトのザクワン・ザイディは、この最初のプラクティスでニューマシンと初めて走るコースに慣れた。フリープラクティスでは、このトリッキーなサーキットを初めて17周し、1分37秒039のベストタイムを記録した。
午後のフリー走行2回目は、FP1よりも気温が高いコンディション(気温21℃、路面温度34℃)で行われた。マッケンジーもザイディもセッション中に前進し、午前中のベストタイムを更新した。イギリス人ライダーのタランは1'31.445を記録して20番手をキープ。ルーキーのザクワンは1'35.407を記録して23番手となった。
PETRONAS MIE Racing Honda Teamは明日サーキットに戻り、最終プラクティス、スーパーポール予選、そして現地時間午後4時(CET+10)から20周の決勝レースが行われる。2024年大会と同様、決勝レースはフラッグ・トゥ・フラッグで行われるため、ライダーはレース途中でピットインし、タイヤ交換を行うことになる。
タラン・マッケンジー
「プラクティス1回目は、テストでの成果を踏まえてリセットして再スタートした。FP2ではフロントエンドを変更する予定だったし、それが功を奏したと思う。明日はスムーズな一日になることを願っているし、いいラップを重ねたい。今日の午後に行ったセットアップ変更は僕にとってプラスになると思う。
ザクワン・ザイディ
「初めてのSBKプラクティスはもちろん大変だった。テストを欠席してしまったので、今日は速いタイムを出そうと思っていた。でもラップごとに、セッションごとに改善できると信じている。ラップタイムにはまだ満足していないけれど、FP1とFP2ではすでに改善されている。マシンのこと、タイヤのこと、クルーチーフの仕事のやり方など、いろいろなことを理解するために努力する必要があるけれど、チームとうまく協力し続けることができれば、いいステップを踏むことができると確信している。フィリップアイランドは僕にとっても初めてのコースで、ユニークなコースだし、解釈も簡単ではない。だから学ぶべきことがたくさんある。サーキットでの時間が必要だし、それまでは今を楽しむことに全力を尽くすよ
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