PETRONAS MIE Racing Hondaチーム、ポルトガルで貴重なコースタイム
PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、スーパーバイク・ライダーのタラン・マッケンジーとアダム・ノロディンとともに、ポルトガルのアルガルヴェ国際自動車レース場（Autódromo Internacional do Algarve）で激しいテスト・セッションを行なった。
スーパーバイク世界選手権第1戦は1ヵ月後にオーストラリアのフィリップアイランドで開催される。
スーパーバイクでのサーキット走行はほとんどなかったが、昨シーズンは同じチームからスーパースポーツ・クラスに参戦していたルーキーのマッケンジーとノロディンは、この機会を最大限に活用して貴重なデータを収集し、彼らがよく知るサーキットでのCBR1000RR-Rの挙動やパフォーマンスについて技術者に貴重なフィードバックを提供した。ほとんどのSBKチームがPETRONAS MIE Racing Hondaチームと一緒にサーキットでテストを行ったため、ライダーたちは第1戦に先立ち、ライバルを見極める最初の機会ともなった。
2月19～20日にフィリップアイランド・サーキットで開催される冬の最終テストセッションに参加するため、チームは2月中旬にオーストラリアに移動する。
Tarran Mackenzie
"今回のテストは、2023年と2024年のパーツをミックスした新しいバイクに慣れることが主な目的だった。フィリップアイランドまでには、2024年仕様のフルマシンが完成するはずだ。今朝はエンジンで走った後、午後は2024のパーツで周回を重ねた。セッション中にいくつかの小さな問題を解決したし、新しい電子部品も大いに役立つと思う。残念ながら、今日はクラッシュしてしまったので少し時間が短くなってしまったが、今言ったように、自分たちが持っているものを理解し、それをどう活用できるかを考えることが重要だ。"
Adam Norrodin
"前回のヘレスではあまり周回を重ねることができなかったことを考えれば、今回が初めての本格的なテストになったことに満足している。今朝のエンジン調整と昨日の新しいパーツの取り付けで、マシンをセットアップする時間はほんの数時間しかなかった。コースに出るたびに良くなっていったが、まだ課題はたくさんある。僕にとってはすべてが初めてのことだから、理解しなければならないことがたくさんある。フィリップアイランドまでに新しいパーツをいくつか受け取る予定なので、より良いフィーリングを提供できることを願っている。"
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