PETRONAS MIE Racing Hondaチーム、WSBKレース再開
ペトロナスMIEレーシング・ホンダチームは、タラン・マッケンジーと、負傷したアダム・ノロディンの代役として再びチームをサポートするポルトガル人ライダー、イヴォ・ロペスとともに、WSBKフランスラウンドに臨む。
2024年スーパーバイク世界選手権第8戦の舞台となるフランス・ヌヴェール・マニクール・サーキットは今週末、タラン・マッケンジーにとって復帰戦となる。このイギリス人ライダーは、脳震盪を起こすアクシデントでモストとポルティマンの両ラウンドを欠場し、ドニントン以来出場していなかった。約7週間の休養を経て、タランはPETRONAS MIE Racing Hondaのテクニシャンたちと再会する。
ノロディンはポルトガルのレースウィークエンドの土曜日に体調不良を訴え、日曜日のレースには出走できないと判断された。その後、チームがエストリル・サーキットで行ったテスト走行には体調が回復していたが、終盤の転倒で右足の母趾を骨折。アダムはまだ完全に回復していないため、マニクールではポルティマン戦とエストリルでのテストセッションでマッケンジーの代役を務めたポルトガル人ライダーのイボ・ロペスが出場する。
2003年からスーパーバイク・カレンダーの常連となっているマニクール・サーキットは1960年に建設され、過去にはMotoGPやF1レースも開催されている。全長4.411kmのコースには17のコーナーがあり、時計回りに周回する。
タラン・マッケンジー
「ちょっとフラストレーションが溜まっていたけれど、ようやくマニクールでマシンに乗ることができてうれしい。最後に乗ってから2ヵ月弱、冬休みと同じくらいの期間が空いてしまった!ポルティマン・ラウンドをテレビで見ていて変な気分だった。スーパーバイクでマニクールを走るのは初めてで、昨シーズンはスーパースポーツで走った。昨年は少し変則的で、天候がいつもと違って暑かった。数週間の休養と制限されたトレーニングを経て、残り4戦に臨むことになる。
イヴォ・ロペス
「まず、ワールドSBKに参戦するチャンスを与えてくれたPETRONAS MIE Racing Hondaチームに感謝したい。ポルティマンとエストリルでチームのために走ったときに学んだCBR1000RR-Rの良さを活かしたい。金曜日から力強くスタートし、コースに出るたびに前進していきたい
コース情報
国国名:フランス
サーキット名サーキット・ドゥ・ヌヴェール・マニクール
全長:4.411 km
ポールポジション: 右
コーナー数: 左8、右9
SBKレコード:ベストラップ:バウティスタ(ドゥカティ)1'36.084(2023)。スーパーポール :ゲルロフ(BMW)1'35.453(2023年)。
2023年SBKリザルト
レース1: 1.ラズガトリオグル(ヤマハ)、2.リナルディ(ドゥカティ)、3.レイ(カワサキ)
スーパーポール:1.1.ラズガトリオグル(ヤマハ)、2.バウティスタ(ドゥカティ)、3.レイ(カワサキ)
レース2: 1.バウティスタ(ドゥカティ)、2.ラズガトリオグル(ヤマハ)、3.レイ(カワサキ)
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