アズマンとノロディンがSSP第1レースを完走。
鳥羽は30番手から17番手まで順位を上げたが、転倒によりゴールラインを通過することができなかった。

PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、スーパースポーツ世界選手権第9戦のために3人のライダーをマニクールのコースに送り出した。鳥羽海渡、シャリフディン・アズマン、ワイルドカードのイブラヒム・ノロディンの3人は今朝、短いながらも非常に重要なウォームアップ・セッションに臨んだ。それぞれ5周ずつしか走れない中、トリオはレース1に向けてCBR600RRマシンのセットアップを確認した。
金曜日のスーパーポールの結果により、鳥羽とアズマンはそれぞれグリッド9列目と10列目に並んでレース1に臨んだ。ワイルドカードのノロディンは、朝のウォームアップで予選タイムを記録して11列目からのスタートとなった。転倒によりスーパーポール・セッションの大半を失った鳥羽は、決勝レースでもロングラップペナルティを科された。
レースは19周で行われ、晴天のなか定刻にスタートした。チームメイトのアズマンは28番手、ノロディンは31番手だった。一方、チームメイトのアズマンは28番手、ノロディンは31番手につけていた。海渡はペースが良く、徐々に順位を上げてレース中盤には20番手に浮上。アズマンとノロジンも前半で順位を上げ、24位と27位に浮上した。鳥羽は17位でフィニッシュするかに見えたが、残念ながら終盤の転倒でゴールすることができなかった。ロングラップペナルティで失った順位を挽回しようと努力しただけに、残念な結果となった。アズマンは最終的に21位まで順位を上げ、ワイルドカードのノロディンが24位で続いた。
鳥羽海渡 #27
「今朝のウォームアップでは、マシンのセットアップを少し調整しました。タイムを更新することはできたが、まだ最適な解決策を見出せたとは思っていない。サーキットでの走行時間が少なく、データも少ないので、このコースでのベストな妥協点を見つけようとしているところだ。レースでは最後尾からのスタートとなり、長い周回ペナルティを受けなければならなかった。そのペナルティが終わると、僕はカムバックを開始し、17番手まで順位を上げた。でも残り数周のところで転倒してしまい、再スタートすることができなかった。明日、再挑戦して様子を見ることにする"
シャリフディン・アズマン #63
「マシンのフィーリングが合わず、特にシケインで苦戦した。チームは僕に自信を持たせるために懸命に努力してくれているので、明日のウォームアップでも何ができるか確認し続け、レース2ではもっと快適にベストを尽くせるようにしたい"
イブラヒム・ノロディン #67
「レース1は厳しかった。31番グリッドからスタートし、スタートはかなり良かったのですが、レース中にセットアップが少し複雑になったように感じました。明日のレースまでに何を変えられるか、ベストを尽くして改善したいと思います。"
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