マニクール初日、鳥羽とパウィに波乱の展開
PETRONAS MIE Racing Hondaチームとライダーの鳥羽は、本日ヌヴェール・マニクール・サーキットで開催されたワールド・スーパースポーツ・レースの予選を19番手で通過。
午前中のプラクティス・セッションはウェットコンディションで涼しく、20分後に他のライダーがコース上にオイルを残したため赤旗中断となった。この短い中断にもかかわらず、鳥羽海渡とカイルール・イダム・パウィは目の前のタスクに集中し、CBR600RRマシンをマニクール・サーキットに順応させながら順調に前進。ベストタイムは1分41秒800で、セッション終了時点で14番手。チームメイトのカイルルは1分43秒136を記録して26番手となった。
その後、ライダーたちはスーパーポール予選に望んだ。パウィは最初の数分でターン1で激しく転倒し、予選タイムを記録することができなかった。赤旗でセッションは一時中断となり、大きなダメージを負ったマシンはコースから撤去された。パウィはメディカルセンターに搬送され、医師は軽度の頭部損傷と診断した。ライダーは明日の朝、ウォームアップの前に再検査を受ける予定だ。
予選が再開され、40分弱でタイムを出すと、鳥羽が意地のスタートを切った。終盤には転倒もあったが、1分41秒449のファステスト・タイムをマークして予選19位となった。
鳥羽海渡
「いいスタートを切ることができたが、残念ながらスーパーポールで目標としていた1分41秒台を切ることができなかった。第1セクターでは3番手まで上がっていたので、そこではかなり速かった。明日は何ができるか見てみよう。できれば10位以内を目指したいが、いい結果を残したいなら最初の3周くらいがカギになるので、スタート直後から速く走る方法を見つけなければならない"
カイルル・イダム・パウィ
「スーパーポールの結果は残念だった。スタートで転倒してしまったので、ラップタイムを出すことができなかった。体力的にはほとんど問題なく、ただ腕と足に痛みがある。明日は厳しい戦いになるだろうけど、ベストを尽くしたい
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