鳥羽海渡、ドニントンのWSSP予選で好スタート
WSSPライダーの鳥羽は、ドニントン・パークで行われた初日、セッション終盤に転倒を喫したものの予選20番手と好スタートを切った。
PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、カイルール・イダム・パウィと鳥羽海渡の両ライダーで参戦している。
一晩中激しい雨に見舞われたものの、コースは基本的に乾いており、金曜日の朝に行われたWorldSSPのフリー走行は予定通りに行われた。パウィと鳥羽は、サーキットに関する予備知識もないまま、レイアウトを把握し、CBR600RRをセットアップすることに全力を尽くした。この最初のセッションは、スーパースポーツ・ライダーにとって午後のスーパーポールに向けた唯一の練習となる。40分間を通じて順調に進んだPETRONAS MIE Racing Hondaのふたりは、鳥羽が1'32.203、パウィが1'32.485を記録し、それぞれ27番手と31番手でプラクティスが終了した。
その後、ドライ・コンディションのもとでスーパーポールが行われた。日本人ライダーの鳥羽は、FP1を上回るタイムを記録。1分30秒438のベストタイムをマークし、残り数分の時点で21番手につけた。残念ながら、終盤の第9コーナーで鳥羽と他のライダーが接触するアクシデントが発生したが、幸い両ライダーとも大きな怪我はなかった。チームメイトのパウィは、この新しいサーキットでフィーリングをつかむのに苦労し、1分31秒795を記録して予選11列目の31番手となった。
Kaito Toba WorldSSP Rider #27
"ドニントンパークは初めてだけど、とても楽しいコースだ。今日は結局、雨に降られることもなく、マシンを仕上げることができた。午前中のプラクティスでは、タイヤのパフォーマンスとサーキットをより深く知ることに集中した。そしてスーパーポールでは一歩前進し、グリッドを獲得するために懸命に働いた。トップ15を争って、その差をかなり縮めた。残念だったのは、セッションの終盤で他のライダーに転倒させられてしまったこと。"
Khairul Idham Pawi WorldSSP Rider #89
"スーパーポールでは、最初の立ち上がりでリアのグリップ不足を感じてしまい、その結果タイムを大きくロスしてしまった。そしてフレッシュタイヤを履いたときにはまたフィーリングが変わってしまい、期待していたようなタイムを出すことができなかった。だから望んでいたような結果にはならなかったけれど、明日のセッションでもっと良くなるように、チームと一緒にハードワークを続けていく。"
戻る WorldSBK
- #WSSP
- #qualifying