マッケンジー、アッセンのSBK第1レースで今季ベストの12位
PETRONAS MIE Racing Hondaのライダー、マッケンジーはSBK第1レースを12位で終え、ポイント獲得数を伸ばした。

例年通り、SBKのフィールドは早朝に行われた最終プラクティスの恩恵を受け、アッセンのセッションはかなり肌寒いコンディションで行われた。気温は低かったものの、PETRONAS MIE Racing Hondaチームとライダーのタラン・マッケンジー、ザクワン・ザイディは、この後のスーパーポールと第1レースに向けてCBR1000RR-Rを準備することに集中した。マレーシア人のザクワンは、金曜日に行われたFP2よりも1秒以上速いタイムを記録。タランは金曜日のベストからさらにコンマ1秒縮めて16番手でこのセッションを終えた。
午前11時に行われたスーパーポール(気温16℃、路面温度18℃)は、すでに気温が上がっていた。すぐに1'34.0を記録したマッケンジーは、その後もプッシュを続けたが、最終ラップに1'33.539を記録して5列目15番グリッドを獲得した。今日の順位は非常にタイトで、16位までのライダーが1秒以内に接近。ルーキーのザイディが1分37秒256のベストタイムをマーク。ルーキーのザイディが1分37秒256のベストタイムを記録した。
レース1は現地時間午後2時から21周で行われた。15番グリッドのマッケンジーは、スタートでもたつき、最後尾まで後退。その後、ジャンプスタートを行ったとして2回のロングラップペナルティを科された。このペナルティで、せっかく挽回を図りかけていたポジションを失ってしまったが、それでもタランは懸命にペースを上げ、レースの3分の1を残してポイント圏内に浮上。15位をキープしていたマッケンジーは終盤でさらに3つポジションを上げ、12位でチェッカーを受けた。チームメイトのザイディは序盤から20番手をキープし、このトリッキーなコースで安定したリズムを作ることに全力を尽くした。ライバルの多くがアクシデントに見舞われるなか、冷静に対処して徐々に順位を上げ、レース中盤には18番手まで浮上した。その後さらにひとつ順位を上げ、17位でゴールした。
長年にわたりWorldSBKのレースディレクターを務めたジャン・フランコ・カルロイア氏の訃報に接し、PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、ご遺族に深い哀悼の意を表する。
タラン・マッケンジー #95
「正直なところ、複雑な気持ちだ。これまでで最高のライディングができたと思うが、グリッド上でマシンをストールさせてしまい、2周のペナルティを受けてしまった。その結果、2周のペナルティを受けてしまったんだ。あれだけタイムをロスしておきながら、12位まで追い上げてきたのだから、僕のペースはこれまでで最高のものだったと思う。マシンのフィーリングも良かった。ただ、スタートですべてが台無しになってしまった。でも明日はそれを改善できるよう頑張りたい。天候がどうなるかはわからないが、ウエットでもドライでも、どちらのシナリオにも対応できるように準備する"
ザクワン・ザイディ #21
「今日のレースはうまくいったと思う。多くのことを学びました。このサーキットはかなり独特で、高速コーナーもあって難しいですが、ラップごとに良い進歩を遂げることができたと思います。レースでは自分のことだけに集中してペースをコントロールし、17位でフィニッシュした。チームのみんなには本当に感謝している。今日は本当に楽しく走ることができたし、明日は改善すべきところを少し調整してレース2に備えたい。天候が変わるかどうかはわからないが、準備万端で臨みたい。チームのみんな、本当にありがとう
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