
マッケンジーとノロディン、バルセロナのWSBKレースを前に楽観的
PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、スペインのバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催されたスーパーバイク世界選手権第2戦のフリー走行1回目を終了した。

数日前に同じバルセロナのサーキットでテストを行ったばかりのタランとアダムは、そのセッションで確認されたベース・セットアップでスタートした。晴天のドライコンディションで行われたFP1では、路面のグリップがほとんどなかったにもかかわらず、2人とも少しずつ前進。気温の高いコンディションとなった午後のFP2。気温が上がってもグリップレベルの向上にはつながらなかったが、このセッションでチームは明日の第1レースに向けて準備を続けることができた。レースディスタンスに重点を置いていることを考慮すると、マッケンジーは以前のタイムを更新することなく、FP1の序盤に記録した1'43.180のベストで初日を終えた。一方、ノロディンは午後にタイムを更新し、FP1のタイムをコンマ6秒上回る1分44秒280を記録した。この結果、PETRONAS MIE Racing Hondaのふたりは、それぞれ20位と23位でレースを終えた。明日は、スーパーポール予選と20周の決勝レースが行われる。
Tarran Mackenzie WorldSBK Rider #95
"今日はとても良かった。テストのときとはフィーリングが少し違っていて、いいところもあればそうでないところもあったが、全体的には安定感があったし、ピレリが持ってきた新しい開発用タイヤでより快適に走ることができた。午後はフライングラップよりも距離を重視したロングランを行ったが、これも安定性という点ではとても良かった。明日の朝は予選に向けて最終練習で微調整を行い、決勝でいいポジションを確保できるようにしたい"
Zaqhwan Zaidi WorldSBK Rider #21
"FP1ではテストとは違うことを試してみたがうまくいかなかったので、テストのセットアップに近いものに戻した。テストのときよりもこのタイヤでタイムを更新することができたので満足しているが、もちろんまだ改善の余地はある。今日の路面コンディションはテストよりも悪かったと思う。もう少し気温が低ければ僕らにとってはいいのかもしれないが、いずれにしてももう一歩前進できると確信している"
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