マッケンジーとロペス、クレモナでWSBK第9戦開幕

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PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、タラン・マッケンジーと代役ライダーのイヴォ・ロペスを起用し、新コース、クレモナで開催されるWorldSBK第9戦に挑む。

マッケンジーとロペス、クレモナでWSBK第9戦開幕

イタリアのクレモナサーキットで、今週末初めて市販車選手権が開催される。今朝、スーパーバイクのフリー走行1回目が行われ、まだ路面は湿っていた。このコンディションと、ライダーたちが週末の残りはドライコンディションになると予想していたことを考慮し、タラン・マッケンジーを含む多くのライダーが走行を見合わせた。一方、負傷したアダム・ノロディンの代役を務め、クレモナでのテストができなかったイボ・ロペスは、少なくともレイアウトを把握するためにこのセッションを利用した。

午後のFP2には路面が完全に乾いていたため、マッケンジーとロペスはこのセッションを十分に活用することができた。両ライダーはそれぞれのチームとともに、CBR1000RR-Rのセットアップを煮詰めていったが、まだ課題は残っている。マッケンジーは1'31.709のタイムで終盤を終え、総合順位ではロペスの25位(1'32.747)を抜いて20位となった。

タラン・マッケンジー

「湿ったコンディションでは意味がない。FP2が始まったとき、フィーリングはまったく良くなかったし、路面もかなり汚れていた。プランに少し変更を加えて、改善することができたし、最後にもう一歩前進することができた。テスト時の状態には遠く及んでいないと思うので、このレベルに戻ってフロントエンドのフィーリングをもう少し向上させることができれば、明日はもっといい走りができると思う。初日は理想的なコンディションではなかったが、明日はもっと良くなると確信している。

イヴォ・ロペス

「路面コンディションはフルウェットでもなく、ドライでもないミックスコンディションだったので、FP1は特に有益なものではなかった。でも、少なくともレイアウトを理解するためにこのセッションを使った。FP2ではちょっとした問題があってタイムをロスしてしまったし、路面もグリップがあまり良くなかったけれど、少なくとも明日に向けてデータを蓄積し、改善するための参考にすることができた。だから初日は決してネガティブなものではなかったが、もっとできることがあるのは明らかだ。プッシュし続け、明日のFP3で何ができるか見て、スーパーポールとレース1に備えたい」。

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