マッケンジーとロペスがマニクールで正しい方向に進む
PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、フランスのマニクール・サーキットで開催された初日、安定した走りを見せた。
2024年スーパーバイク世界選手権第8戦が、フランスの歴史あるサーキット、ヌヴェール・マニクールで開催される。タラン・マッケンジーと代役ライダーのイボ・ロペスは、ドライ・コンディションで行われた2回のフリープラクティス・セッションに参加した。
過去2戦は負傷のため欠場していたマッケンジーは、金曜日に約2ヵ月ぶりにマシンに乗り込んだ。ドライ・コンディションのFP1でリズムを取り戻し、テクニカルなマニクールのレイアウトをより深く理解した。タランは1分39秒609のベストタイムを記録し、セッション終了時点で21番手につけた。ロペスは今日までマニクールを走ったことがなく、CBR1000RR-Rを初めて体験したのはマッケンジーの代役を務めたポルティマン戦のみ。そのためこのセッションは、レイアウトを学び、それに合わせてマシンのセットアップを変更し、マシンとコースの両方に自信をつけるためのものだった。FP1終了時点で、ロペスは1分40秒282を記録して23番手につけていた。
午後のFP2も同様に暖かくドライなコンディションで行われた。マッケンジーはフィーリングを向上させ、1秒近くタイムを縮めて1分38秒695を記録した。ロペスもこのテクニカルなコースを攻略し続け、後半30分の間にラップタイムを徐々に縮めて1分39秒326のベストタイムをマークして初日を終えた。この結果、ふたりは総合20位と23位で金曜日を終えた。
タラン・マッケンジー
「FP2でのマシンのフィーリングはとても良かった。2ヵ月ほど休んでいて、家ではスーパーヒートを走っているときに腕のパンプを経験していた。だから、ここではちょっと厳しい戦いになることはわかっていた。明日はバイクでいくつか試せることがあるから、それを試してみるよ」。
イボ・ロペス
「特にここマニクールでの走行が初めてであることを考えれば、今日の結果にはとても満足している。FP1ではマシンにちょっとした問題があって、コースを理解するためにもっと周回を重ねる必要があると思っていた。FP2はマシンを変更してからうまくいった。自信をつけ始めることができたし、自分のライディングスタイルをマシンに合わせる方法を理解することができた。ポジティブな初日だったが、もちろんもっと上を目指しているし、もっと改善できることもわかっている。コースはとても気に入っているし、明日も正しい方向で作業を続けたい"
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