マッケンジーとザイディ、WSBK第4戦に向けクレモナに注目
マッケンジーとザイディ、WSBK第4戦に向けて勢いをつける

PETRONAS MIE Racing Hondaのライダー、タラン・マッケンジーとザクワン・ザイディは、イタリアのクレモナ・サーキットで開催される2025年スーパーバイク世界選手権第4戦でも好成績を収めたい意気込みだ。
TTサーキット・アッセンで開催されたオランダ選手権では、マッケンジーはウエットとドライの両コンディションで競争力を発揮し、スーパーポールでは9位というSBK自己ベストリザルトを記録した。チームメイトのザイディはセッションごとにパフォーマンスを向上させ、第1レースでは17位というベストリザルトを記録した。
昨年のクレモナ大会はSBKカレンダーに新たに追加されたもの。マッケンジーは2024年シーズン序盤にポジティブなテストを終えていたが、レースウイークエンドはイギリス人にとってチャレンジングなものとなった。ルーキーのザイディはもちろんイタリアのサーキットで戦ったことがない。
クレモナ・サーキットは2024年に初めてスーパーバイクを開催したサーキットで、選手権主催者と5年間の契約を結んでいる。全長4km弱とWSBKカレンダーのなかで最も短いこのサーキットは、2024年の開催に向けてレイアウトや観戦施設に改良が加えられた。現在のコースは全長3.768kmで、6つの右コーナーと7つの左コーナーがある。
タラン・マッケンジー
「アッセンに戻ってボールを転がすのを楽しみにしている。昨年のクレモナ・テストでは、かなりフィーリングが良かったが、レースウイークはずっと苦戦を強いられたので、アッセンで学んだことがクレモナで良いフィーリングにつながることを期待している。アッセンで学んだことがクレモナでより良いフィーリングにつながることを期待している。
ザクワン・ザイディ
「クレモナサーキットのことはよく聞いているので、今週末は実際に体験できることを楽しみにしている。天気も良さそうだし、チームと私がすべてのセッションを最大限に活用できることを願っている。目標は、これまでと同様、正しい方向に向かって作業を続け、週末を通して小さな進歩を遂げることだ"
トラック情報
国イタリア
サーキット名 クレモナ・サーキット
全長:3.768 km
スタート/ゴール:400 m
コーナー数:左7、右6
ラップレコード: ベストラップ:ペトルッチ(ドゥカティ)1'28.289(2024)。スーパーポール :ブレーガ(ドゥカティ)1'27.953(2024)。
2024年SBKリザルト
レース1: 1.ペトルッチ(ドゥカティ)、2.ブレーガ(ヤマハ)、3.バウティスタ(ドゥカティ)
スーパーポール:1.ペトルッチ(ドゥカティ);2.ロウズ(カワサキ);3.イアンノーネ(ドゥカティ)
レース2: 1.ペトルッチ(ドゥカティ)、2.バウティスタ(ドゥカティ)、3.ブレーガ(ヤマハ)
週末スケジュール(CET)
金曜日
10.20 - 11.05 - SBKフリー走行1
15.00 - 15.45 - SBKフリー走行2
土曜日
9.00 - 9.20 - SBKフリー走行3
11.00 - 11.15 - スーパーポール
14.00 - SBKレース1
日曜日
9.00 - 9.10 - SBKウォームアップ
11.00 - スーパーポール
14.00 - SBKレース2
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