鳥羽、アッセンの第2レースで転倒リタイア。
WSSP第3戦オランダGPの最終戦となる第2レースは、鳥羽にとって不本意な結果に終わった。鳥羽は14位争いを展開中、最終ラップで転倒。

TTサーキット・アッセンで開催されたスーパースポーツ世界選手権第3戦は、PETRONAS MIE Racing Hondaチームにとって不運な幕切れとなった。鳥羽海渡はレース2の終盤で転倒し、無念のリタイアとなった。チームメイトのS・アズマンは腕のポンプによる痛みで出場不可能と判断されたため、鳥羽はこの週末唯一の代表選手としてレースに臨んだ。
フルウェットのコンディションで行われたため、鳥羽を含むほとんどのライダーは危険なコンディションでの走行を見送った。幸い、スーパースポーツの第2レースはドライコンディション(気温16℃、路面温度25℃)で行われた。18番手からスタートした海東は、中盤まで懸命にバトルを展開し、徐々にポジションを上げながらポイント圏内を目指した。余裕を持って15番手まで上がり、ライバルにコンマ1秒差まで迫っていたが、最終ラップで転倒。幸い、鳥羽に怪我はなかったが、日曜日のレース結果に落胆したのは当然だろう。
第3戦が終了し、鳥羽は9ポイントを獲得してランキング20位につけている。スーパースポーツ世界選手権は3週間後の5月2~4日、イタリアのクレモナサーキットで第4戦を開催する。
鳥羽海渡 #27
「フロントに問題を抱えていたものの、今日のレースではしっかりとしたペースを保つことができた。ポイント圏内を争いながら、1周1周挽回していきました。残念ながら、昨日のレースのデータがなかったので、最後の数ラップのマシンの挙動を予測することができなかった。僕のレースは最終ラップの転倒で終わってしまった。トップ10に近いところで戦えるチャンスがあったのに、手ぶらでアッセンを去るのは悔しい。
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