鳥羽、クレモナでのSSP第2レースでポイント圏内
WSSP第2戦クレモナ・サーキット、鳥羽は15位。

イタリアのクレモナサーキットでWSSP第4戦が開催され、PETRONAS MIE Racing Hondaチームはさまざまな結果を残した。
日本人ライダーの鳥羽海渡とマレーシア人ルーキーのS・アズマンは、鳥羽が序盤で転倒し、アズマンは26位でフィニッシュ。ふたりは日曜日のウォームアップで、レース2に向けてCBR600RRマシンの調整を行った。
20周で争われる第2レースは、曇りながらもドライコンディションで、土曜日の第1レースよりも気温が低いなか、午後3時15分にスタートした。鳥羽はスタートで出遅れ、18番手から21位で第1コーナーを通過。同じようなタイムで周回を重ねるライダーたちに混じって、海渡も序盤はなかなかペースを上げられない。レース前半に3つポジションを上げたものの、終盤の3ラップまでは18番手をキープしていた。後半にライバルたちが転倒したこともあり、鳥羽はポイント圏内まで順位を上げ、15位でフィニッシュしてチャンピオンシップ・ポイント1点を獲得した。チームメイトのアズマンは序盤で2つポジションを上げたが、7周目の第2コーナーで転倒。レースには復帰できず、シャリフディンはピットに戻った。
これで第4戦が終了し、鳥羽は10ポイントを獲得して総合ランキング20位につけている。次戦は、PETRONAS MIE Racing Honda Teamがチェコ共和国、Autodrom Mostで5月16日(金)に開催される。
鳥羽海渡 #27
「今日のウォームアップでは、フロントに微調整を加えることで、昨日までのフィーリングを取り戻しました。レースでは、序盤は慎重に、自分のポジションを守ることに集中しました。そして落ち着いてからは、ペースを上げることに全力を尽くした。オーバーテイクできる場所があまりなく、ストレートで引き離されてしまうからだ。最終的にはポイント圏内でフィニッシュできた。でも、もっと上を目指しているし、もっといい結果を出すために差を縮める努力を続けていくよ
シャリフディン・アズマン #63
「まずは、今週末のハードワークをしてくれたチームに感謝します。ウイークを通じてのマシンの進歩には満足しているが、今日のレースではフロントタイヤとセットアップに苦労した。転倒に終わったレースには満足していないが、次戦を楽しみにしている。
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