鳥羽、クレモナで忘れられないWSSPレース1
第1レース序盤、鳥羽が17番手を走行中に転倒、ルーキーのアズマンは26位でゴールした。

イタリアのクレモナ・サーキットで開催されるWorldSSP選手権第4戦に参戦するPETRONAS MIE Racing Hondaの鳥羽とザイディは、 土曜日の午前中に短いウォームアップ走行を行ない、レース1前の最終チェックを行なった。
土曜日の午後に行われたレース1は、晴天のドライコンディションで20周にわたって行われた。スターティンググリッド18番手の鳥羽は、序盤でひとつ順位を上げたが、3周目の第2コーナーで転倒。怪我はなかったものの、グラベルで転倒したため、残念ながらレースに復帰することはできなかった。30番手だったルーキーのアズマンは、周囲のアクシデントに巻き込まれることなく、最初の数周で27番手まで順位を上げた。レース中盤の時点で26位だったアズマンは、このポジションをキープしてゴールした。
PETRONAS MIE Racing Hondaチームのライダーたちは、この週末を好成績で締めくくりたいと意気込んでいる。
鳥羽海渡 #27
「朝のウォームアップでは気温が低く、路面コンディションも良く、ユーズドタイヤのフィーリングも良かった。レースでは、最初の数コーナーでスタートポジションを守り、その後順位を上げてポイント圏内を目指しました。でも残念なことに、レースが始まって数周したところでフロントを失い、第2コーナーで転倒してしまった。マシンのフィーリングは良かったので、これを防ぐための前兆はなかった。明日に向けてすべてのデータをチェックし、レース2ではベストを尽くす"
シャリフディン・アズマン #63
「チーム全員に感謝しています。レース中、序盤は集団について行くのに必死で、かなりいい感じだった。正直なところ、まだマシンに少し苦労しているが、前のグループとの差を縮めようと努力した。26位という最終結果には満足していない。どうすればマシン、とくにフロントエンドを改善できるかをチームと一緒に考え、明日の第2レースでいい結果を残せるようベストを尽くしていきたい
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