オートドローム・モストで開催されたWorldSSP選手権第5戦が終了し、PETRONAS MIE Racing Honda Teamのライダー、鳥羽海渡とSyarifuddin Azmanはレース2で24位と28位に入賞した。

鳥羽はレース2に向けてCBR600RRに施された変更を確認するため4周を走り、アズマンはガレージに留まった。

ドライ・コンディションで行われた19周のレース2、20番グリッドの鳥羽は、オープニング・ラップを23番手で通過。周回遅れは周りとほぼ同じタイムで、なかなか存在感を示すことができない。レース前半は23番手をキープしていたが、タイヤのパフォーマンスが落ちるとひとつ順位を落とし、最終的には24位でレースを終えた。11列目からスタートしたルーキーのアズマンは、最初のコーナーで有利に立ち回る。レースが進むにつれてアズマンは後退し始め、グリップ不足に悩まされた。アズマンは懸命にペースを維持し、28位でゴールした。

この第5戦終了時点で、鳥羽はランキング21位（10ポイント）、ルーキーのアズマンは未得点。PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、6月13～15日の週末にミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催される第6戦に向けて、数週間の準備期間を持つことになる。

鳥羽海渡 #27

「今日のウォームアップは路面が湿っていて、変更したセットアップを確認することができなかった。レースでは、マシンのフィーリングがあまり良くなかったので、落ち着いて走り続けてチェッカーフラッグを受けることしかできなかった。データを分析して、次戦ミサノに向けていい準備をしたい

シャリフディン・アズマン #63

「全般的に難しい週末だった。レース2では、ターン2で他のライダーと接触しそうになったにもかかわらず、かなり良いスタートを切ることができました。レースを管理し、レース1よりもペースを上げようとした。マシンのフィーリングも良くなっていたし、チーム全員のハードワークに感謝したい。彼らのおかげでマシンに自信をつけることができた。今はミサノを楽しみにしている。ミサノはよく知っているコースだし、もっとプッシュできるようベストを尽くしたい