鳥羽とパウイ、ヘレスでのWSSPファイナルに備える
PETRONAS MIE Racing Hondaチームとライダーの鳥羽海渡、カイルール・イダム・パウィは、スペインのヘレス・サーキットで開催されるWorldSSPシーズン・ファイナルに向けて準備を整えている。
数日前にエストリルで開催されたWorldSBK最終戦を終えたばかりのPETRONAS MIE Racing Honda Teamは、2024年シーズンを好成績で締めくくるべく、すでにスペインのヘレス・サーキットに到着している。
最新のポルトガル・ラウンドは決して楽なものではなく、金曜日と土曜日がウエットで日曜日がドライという変わりやすい天候によってさらに複雑なものとなった。レースに向けて効果的な準備をするための有益なコースタイムがほとんどなかったため、鳥羽とパウィはレースでできることは限られていた。2024年シーズンが終わりに近づくにつれ、2人はスペインのヘレス・サーキットで好成績を収めたいと意気込んでいる。
2018年からヘレス・サーキット(Circuito de Jerez - Ángel Nieto)として知られるこのサーキットは、数十年にわたって国際的なレースイベントを開催してきた。1985年にオープンしたこのサーキットで初めてスーパーバイクが開催されたのは1990年のことで、2013年から2021年にかけては同選手権が常連となった。アンダルシアのサーキットは2023年にカレンダーに復帰し、今季と同様にシーズン・フィナーレを飾る。全長4.423kmのコースには13のコーナーがあり、そのうち左コーナーが5つ、右コーナーが8つある。
鳥羽海渡
「ホンダCBR600RRでのヘレスは初めて。過去に何度もヘレスでレースをしているので、コースのことはよく知っているが、このバイクをコースにどう適応させられるかが興味深い。すでに今年最後のレースウィークエンドだが、ホンダとチームがこのプロジェクトに費やしてくれたすべての仕事に感謝している。2024年の最終戦に向けて全力を尽くします"
カイルール・イダム・パウィ
「エストリルでは改善が見られ、トップとの差を少し縮めることができた。このサーキットのことはMoto2やMoto3時代からよく知っているので、金曜日に作業を開始するときにはその知識が役立っていることを期待している。今年を良い結果で締めくくれるかどうか見てみよう"
コース情報
国名スペイン
サーキット名ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエト
全長:4.423 km
ポールポジション: 右
コーナー数: 左5、右8
SSPレコード:ベストラップ:ブレーガ(ドゥカティ)1'41.875(2023年)。スーパーポール :クルメナッハ(ヤマハ)1'41.775(2019)。
2023年のリザルト:
レース1: 1.ブレーガ(ドゥカティ)、2.マンジ(ヤマハ)、3.カリカスロ(ドゥカティ)
レース2:1.ブレーガ(ドゥカティ)、2.マンジ(ヤマハ)、3.オンチュ(カワサキ)
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