ペトロナスMIEレーシング・ホンダ、マッケンジーと決別
ライダーのタラン・マッケンジーは、WorldSBK第6戦を最後にPETRONAS MIE Racing Honda Teamを離れる。

PETRONAS MIE Racing Hondaチームとライダーのタラン・マッケンジーは、その協力関係を解消するという難しい決断を下した。マッケンジーは、2025年スーパーバイク世界選手権の残り6戦にチームから参戦しない。このような状況にもかかわらず、両者はお互いを尊重し、非常に良い条件で別れることになりました。
マッケンジーは2023年にMIEプロジェクトに参加し、WorldSSPに参戦してチェコ・ラウンドで歴史的勝利を収めた。タランはその後、森脇緑が率いる同チームでWorldSBKにステップアップし、2024年のスタート以来、常に気概と積極性、そして協調性をもって、プロジェクトの成長に精力的に取り組んできた。
PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、タランの貴重な貢献に感謝するとともに、彼の今後の成功を祈念する。後任ライダーについては、追ってチームから発表される。
森脇緑
「タランは私の心の中で、そして私たちのチームのストーリーの中で、常に特別な存在です。私たちはともに困難に立ち向かい、モストでの素晴らしい優勝をはじめ、素晴らしい瞬間を共有してきた。彼は偉大なライダーであり、真のプロフェッショナルだ。別れを告げるのは決して簡単なことではないが、私たちは敬意と愛情をもって別れを告げる。
タラン・マッケンジー
「まず最初に、ミドリ、サンドロ、そしてPETRONAS MIE Racing Hondaチーム全員に感謝したい。困難な時期もあったが、モストでのスーパースポーツでの優勝(チーム初の優勝)、そして今年のアッセンでのトップ10フィニッシュと全レースでのポイント獲得など、多くの収穫があった。このパドックに来る大きなチャンスを与えてくれたミドリにはとても感謝している。常に100%の力を発揮し、最大限の努力をすることを心がけてきたが、新たな展望を持つことで、チームにもライダーとしての私自身の旅にも価値をもたらすことができるかもしれない。別れは悲しいけれど、楽しい思い出もたくさんあるし、もちろんチームの残りのシーズンでの幸運を祈っている"
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