PETRONAS MIE Racing Hondaチーム、ビン・パウィが2024年WorldSSPシーズン初ポイントを獲得

PETRONAS MIE Racing Hondaチーム、ビン・パウィが2024年WorldSSPシーズン初ポイントを獲得

SSP Race
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PETRONAS MIE Racing Hondaチームとライダー、カイルール・イダム・ビン・パウィと鳥羽海渡は、オーストラリアのフィリップアイランド・サーキットで行われた2024年シーズン最初のWSSPレースを、非常に有望な結果で終えた。ビン・パウィと鳥羽は、ルーキーライダーとしての意地と意地を見せ、前者は15位でチェッカーを受け、初のチャンピオンシップポイントを獲得した。

PETRONAS MIE Racing Hondaチーム、ビン・パウィが2024年WorldSSPシーズン初ポイントを獲得

2024年シーズンに向けて新しいレーススケジュールが組まれたこともあり、WSSPライダーたちは午後のレースに向けて10分間のウォームアップ・セッションで最終調整を行った。ビン・パウィはこの短いセッションで、それまでの最速タイムを1秒半ほど更新。ビン・パウィは1'33.943のベストタイムで21番手、鳥羽もスーパーポールのタイムをわずかに更新して1'34.327で23番手となった。

現地時間午後2時30分(CET+10)、ドライコンディションで18周のレースが行われた。再舗装されたばかりのコースではタイヤの寿命が心配されるため、ライダーたちはレース中盤にピットインしてタイヤ交換を行った。金曜日のスーパーポールの結果、鳥羽は8列目、ビン・パウィは9列目から第1レースをスタート。日本人ライダーの海東は力強いスタートで第1コーナーまでに5つポジションを上げ17番手に浮上。PETRONAS MIE Racing Hondaのふたりは、WSSPデビュー戦となるこのレースで徐々にリズムをつかみ、ピットストップを行うライダーが続出するなか、18番手と19番手につけていた。鳥羽とビン・パウィは9周目にタイヤ交換に入り、挽回を期してコースに戻った。11周目には鳥羽が14位とポイント圏内に浮上し、チームメイトのビン・パウィも16位と大きく離されることはなかった。鳥羽は15周目にターン2で転倒し、残念ながらリタイヤとなったが、その時点までの総合的なパフォーマンスとペースは、明日のレースに向けて良い兆候となった。このアクシデントにより、チームメイトのビン・パウィは15番手に後退した。

PETRONAS MIE Racing Honda Teamは明日、オーストラリアのサーキットに戻り、今シーズン最後のWorldSSP第2戦に臨む。

Syarifuddin Azman Syarifuddin Azman WorldSSP Rider #63

"スタートはうまくいったが、前方で転倒者が出て順位を下げてしまった。リアがスライドしてしまうので、マシンをターンさせる自信がなかったんだ。予選よりもラップタイムが上がったし、ギアリングのフィーリングも良くなった。目標は一歩一歩前進することなので、明日のレースもベストを尽くすつもりだ。"

Kaito Toba Kaito Toba WorldSSP Rider #27

"レースが終わってしまったことはもちろん残念だが、ラップタイムもマシンのフィーリングも、レースが進むにつれて向上していったことはポジティブなこと。でももちろん、レースを完走しなければならない。とにかく明日もチャンスがある。目標は、走るたびにフィーリングと総合的なパフォーマンスを向上させること。"

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