PETRONAS MIE Racing Hondaチーム、ドニントンで不運なWSBK第1レース
PETRONAS MIE Racing Honda Teamはドニントンでスーパーバイク世界選手権第5戦の2日目を迎えたが、地元ライダーのマッケンジーはレース1の序盤で転倒。
PETRONAS MIE Racing Hondaのタラン・マッケンジーとアダム・ノロディンは、スーパーポールを前に最後のセットアップを行うため、フリープラクティス3回目から走行した。ドライ・コンディションのなか、イギリス人ライダーのマッケンジーはFP2で記録したベスト・タイムに並び、マレーシア人ライダーのノロディンは金曜日のベスト・タイムからさらに0.5秒短縮した。
スーパーポールの予選は、ドライコンディションで行われた。タランは短い1回目の出走後、タイヤ交換のためにコースイン。しかし2回目のアタックでは、タイヤの空気圧に疑問があり、タイヤ交換の途中でピットイン。予選タイムは1分26秒815で20位。チームメイトのアダムは、プラクティスのベストタイムをさらに更新する1分28秒488を記録し、タランとともにレース1の8列目グリッドを獲得した。
午後2時、23周で争われるスーパーバイク・レースの第1レースがスタート。タランはターン7でハイサイドに見舞われ、リタイヤとなった。サーキットのメディカル・センターでは、医師からレース続行不可能と診断された。
チームメイトのノロディンは、レース1の序盤を20位で通過したが、ライバルたちのペースについて行くことができなかった。レース中盤には20番手まで順位を上げたが、それ以上は望めず、歯を食いしばってそのポジションを守りきった。
Adam Norrodin WorldSBK Rider #27
"正直言って、とてもタフなレースだった。スタートでタランが僕の前で転倒し、僕は彼のバイクに接触して芝生に乗り上げてしまった。すぐ前の選手たちがバトルを繰り広げていたので、最初は追いつくことができたが、ターンアウトで引き離されてしまった。だからペースは1分30秒台で、もちろん十分ではなかったが、何とかしようと全力を尽くしたが、ほとんど何もできなかった。データをよく分析して、明日に向けて何ができるか考えたい"
Tarran Mackenzie WorldSBK Rider #95
"もちろん、ホームラウンドで望んでいたような展開ではなかった。スタートで集団に巻き込まれてハイサイドしてしまった。頭を打ってしまって、医者からは明日は乗れないと言われている。だから週末の3つのレースをすべて欠場したのは本当に残念だけど、すぐにバイクに戻れることを願っている。"
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