PETRONAS MIE Racing Hondaチーム、WorldSSP第3戦に挑む
2024年スーパースポーツ世界選手権が、約1ヶ月の中断を経て今週開催される。オランダの歴史的なTTサーキット・アッセンがこの選手権第3戦の舞台となり、PETRONAS MIE Racing Honda Teamはライダーのカイルール・イダム・パウィと鳥羽海渡を起用する。

最新のカタルニア・ラウンドでは、総合成績では物足りなさを感じたかもしれないが、それでもガレージの両側では徐々に成長している実感があった。ふたりのルーキーは、まだオランダのサーキットでスーパースポーツ・バイクを走らせたことはないが、Moto2とMoto3でこのサーキットを走った経験がある。そのためふたりは、変わりやすい天候の影響も受ける可能性があることを理解しつつ、楽観的な気持ちで週末を迎える。
WSBKカレンダーのなかで最も古いサーキットのひとつであるTTサーキット・アッセンは、1992年からWSBKを迎えている。オランダのドレンテ州に位置するこのサーキットは、かつてバンクが設けられていたことから、ファンの間ではしばしば "スピードの大聖堂 "と呼ばれている。全長4.542km、18のコーナーからなるこのサーキットは、ライダーにとってテクニカルな挑戦の場となっている。
Syarifuddin Azman WorldSSP Rider #63
"「アッセンでの目標は、ポイント圏内でフィニッシュすることと、総合的なパフォーマンスを向上させるために週末を通してマシンに取り組み続けること。また、自分自身のレベルアップにも努めるつもりだ。またサーキットに戻ってレースをするのが楽しみだ。何ができるか見てみよう""
Kaito Toba WorldSSP Rider #27
"「アッセンはホンダのR&Dスタッフも参加する重要なラウンドになる。テストと最初の2戦を通して、可能な限り多くのフィードバックを集めようと努力してきた。アッセンのことはMoto3世界選手権に参戦していたときからよく知っているので、このWSSPイベントに参加する技術者たちとともに、Hondaマシンの開発を続けられるようベストを尽くすつもりだ""
トラック情報
国名オランダ
名称TTサーキット・アッセン
全長:4.542 km
ポールポジション:左
コーナー数:左6、右12
レース距離:21周/95.382km
ラップレコード:ベストラップ:ブレーガ(ドゥカティ)1'37.607(2023)。スーパーポール :ブレーガ(ドゥカティ)1'36.900(2023年)。
2023年リザルト
レース1 :1.ブレーガ(ドゥカティ)、2.シュロッター(MVアグスタ)、3.ヴァン・ストラーレン(ヤマハ)
レース2: 1.ブレーガ(ドゥカティ)、2.マンジ(ヤマハ)、3.カリカスロ(ドゥカティ)
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