トバとオッタビアーニ、ドニントンパークでのWSBKイギリスラウンドに向け準備万端
PETRONAS MIE Racing Hondaの鳥羽は、代役ライダーのオッタヴィアーニとともにイギリスの歴史あるサーキットを走る。

PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、今週末にイギリスのドニントン・パーク・サーキットで開催される2025年スーパースポーツ世界選手権第7戦に向けて準備を進めている。今大会、チームは正ライダーの鳥羽海渡と代役ライダーのルカ・オッタヴィアーニを起用する。
31歳のオッタヴィアーニは、今週末のARRCもてぎラウンドに出場するシャリフディン・アズマンの代役を務める。イタリア人ライダーのオッタヴィアーニは、今回初めてCBR600RRに乗る。WSSPの経験もあるオッタヴィアーニは、好成績を収めたいと意気込むが、彼を待ち受けているのは険しい学習曲線であることを自覚している。
一方、鳥羽は最近の不運を好転させたいところ。フィリップアイランドとクレモナの両レースでポイント圏内にいた鳥羽は、その後何度も後退を喫しているが、ここ数年のパフォーマンスを向上させ、ポイント数を伸ばしたいと意気込んでいる。また、バラトンパークでのテスト走行は、WSSPシーズン後半戦に向け、彼とチームに有益なデータとアイデアをもたらした。
イギリスのレスターシャー州に位置するドニントン・パークは、1988年にワールドSBK第1戦が開催された場所。サーキットは長年にわたって改修が施されており、最近では2017年にパドックのインフラが大幅に更新された。コースは現在4.023kmで、12のコーナー(右コーナー7つ、左コーナー5つ)で構成されている。1931年に開幕し、現在も運営されているイギリスのサーキットとしては最も古い。
鳥羽海渡
「次のWSSPラウンドの前にバラトンパークで1日テストを行い、マシンのパフォーマンスを向上させるためのアイデアをいくつか得ることができた。時間が限られているレースウイーク中に多くの解決策を試す必要がないように、良い情報を得ることが重要だからだ。ドニントンですでに修正を確認し、正しい方向で週末をスタートさせたい。いつものように、コースに出てベストを尽くしたいと思っている。天候に恵まれれば、一歩前進するためのいい機会になるだろう"
ルカ・オッタヴィアーニ
「まず、WorldSSPに参加する機会を与えてくれたみどりさんに感謝したい。ドニントン・パークには行ったことがないが、もちろんテレビで見たことがあるし、素晴らしいサーキットのようだ。スタートするのが楽しみだし、競争力があると思うCBR600RRに乗るのが待ちきれない。ベストを尽くして、チームのために旗を掲げたい"
サーキット情報
国イギリス
コース名ドニントン・パーク
全長: 4.023 km
ポールポジション: 左
コーナー右7、左5
SSPレコード:ベストラップ モンテッラ(ドゥカティ)1'28.637(2024)。スーパーポール :フエルタス(ドゥカティ)1'28.322(2024)。
2024年リザルト
レース1 :1.ウエルタス(ドゥカティ)、2.マンジ(ヤマハ)、3.モンテッラ(ドゥカティ)
レース2:1.フエルタス(ドゥカティ)、2.モンテッラ(ドゥカティ)、3.ナバーロ(ドゥカティ)
週末スケジュール(CET -1):
金曜日
11.20 - 12.00 - SSPフリー走行1
16.00 - 16.40 - SSPスーパーポール
土曜日
9.50 - 10.00 - フリー走行1
13.35 - フリー走行1
日曜日
9.40 - 9.50 - 予備走行ウォームアップ
15.15 - 準決勝レース2
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