WSSP第1戦アッセン、PETRONAS MIE Racing Hondaチームにとっては不発に終わる
TTサーキット・アッセンで再開されたWSSPレース、鳥羽は技術的な問題で出場できず。

WSSP選手権第3戦がオランダのアッセン・サーキットで開催された。土曜日のサーキット走行は、PETRONAS MIE Racing Hondaのライダーである鳥羽海渡とシャリフディン・アズマンがテクニシャンとともに週末のWorldSSPレース初戦に備えるための短いウォームアップから始まった。
ルーキーのアズマンは、練習走行中に腕のパンプと右手の痛みに悩まされ、金曜日のスーパーポールには参加できなかった。今日のウォームアップの前後にドクターの診断を受けたが、最終的に週末のレースには出場できないと判断された。彼は帰国後、医師の診断を受け、次戦までにこの問題を解決するための計画を立てる予定だ。
アッセンで開催されたスーパースポーツの第1レースは、ドライコンディションで18ラップが行われた。18番グリッドの鳥羽は問題なくスタートしたが、2台のライダーがアクシデントに見舞われ、レースはすぐに赤旗中断。しばらくして再開されたレースは12周に短縮されたが、残念ながら鳥羽には幸運が味方しなかった。再スタート時にテクニカル・トラブルが発生したのだ。スタート前にガレージに戻ってこの問題を解決する時間がなかったため、PETRONAS MIE Racing Hondaのライダーはこの最初のレースを欠場せざるを得なかった。
シャリフディン・アズマン #63
「今朝、医師の診断を受け、ウォームアップを許可されました。しかし、そのセッション中も痛みが続いたため、ドクターは僕自身と他のライダーの安全のために、この週末の残りは不適格という判断を下しました。この問題の解決策を見つける必要があるので、これからチームやマネージャーと計画を立てる。確かに満足はしていないが、必ず強くなって戻ってくる。応援してくれたチームに心から感謝している。
鳥羽海渡 #27
「残念でなりません。今日のウォームアップでは、マシンのフィーリングは良かったし、トップ10に迫るタイムも出せた。でもレースでは思うようにいかなかった。赤旗のあとクイックスタートが切られ、グリッドに着いてからマシンにテクニカル・トラブルが発生した。できるだけ早くボックスに戻ったが、マシンを修理するのに十分な時間がなかった。ポイント圏内で戦えるチャンスがあったのに、手ぶらでレースを終えてしまった。
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