WSSP第2戦フィリップアイランド、鳥羽がトップ10入り
PETRONAS MIE Racing Hondaのライダーである鳥羽は、WSSP開幕戦オーストラリアGPの最終戦となる第2レースで9位と健闘。
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日曜日にオーストラリアのフィリップアイランド・サーキットで開催されたワールド・スーパースポーツ・レースの第2戦で、PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、日本人ライダーの鳥羽海渡とマレーシアのルーキーライダー、シャリフディン・アズマンをグリッドに並べた。18周で争われる最後のSSPレースに先立ち、ライダーたちは簡単なウォームアップで最終調整を行った。気温21℃、路面温度34℃)。レース1と同様、ピットストップとタイヤ交換が義務づけられた。
21番手につけた鳥羽は、序盤から懸命の走りを見せた。スタート直後から素早くポジションを上げ、3周目には16番手まで順位を上げた。すぐにポイント圏内に浮上したが、9周目にピットインしてタイヤを交換。12周目には10番手まで浮上し、集団のなかでバトルを展開。さらにペースを上げて16周目にファステストラップを記録すると、トップ5から4秒差の9位でチェッカーを受けた。
20番グリッドからスタートしたアズマンは、WSSP参戦2戦目。最初の5周はライバルに食らいついていくが、ピットストップまでの周回で少し遅れてしまう。8周目にタイヤを交換してコースに復帰すると、19番手でレースを終えた。
この選手権第1戦が終了した時点で、PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、総合ランキング11位の鳥羽とともに9ポイントを獲得した。鳥羽とアズマンは、3月28~30日にポルトガルのアルガルヴェ国際サーキットで開催されるWorldSSP選手権第2戦に出場する。
シャリフディン・アズマン - 19位
「まずは、この週末をサポートしてくれたチームのみんなに感謝したい。公式テストや今週末の間にいろいろなことを試したが、徐々にマシンに順応し、フィーリングも良くなってきた。だからここまでの仕事には満足している。レース結果はこんなものだけど、僕にとって初めてのWorldSSPシーズンはまだ第1戦に過ぎない。第2戦が楽しみで仕方がない。スポンサーの皆さん、本当にありがとうございました"
鳥羽海渡 9位
「この週末は、特に昨年に比べれば良いステップを踏めたと思う。まだいろいろな部分で改善が必要だが、少なくとも自分たちがどこにいて、何をすべきかはわかっている。レース2に向けてマシンを少し変更したが、今日もいい走りができたと思う。ピットストップもスムーズだったので助かった。まだ小さな問題はいくつかあったが、今日の総合成績は励みになる。
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