アラゴン、PETRONAS MIE Racing HondaチームにとってSBK連戦の2戦目
PETRONAS MIE Racing Hondaチームとライダーのタラン・マッケンジー、アダム・ノロディンは、イタリアのクレモナ・サーキットで開催された2024年スーパーバイク世界選手権第9戦を終え、スペインのモーターランド・アラゴンに到着した。
ケガのためイタリア、フランス両大会を欠場していたノロディンが今週末、ガレージに戻ってくる。明日のフリープラクティス1回目に参加し、医師の診断を受ける予定のマレーシア人ライダーは、6週間ぶりのレース復帰に向けて全力を尽くす。この第10戦アラゴン・サーキットは、ふたりとも昨シーズンに同じPETRONAS MIE Racing Honda TeamでWSSPに参戦しており、サーキットの知識もある。その後、コースは再舗装され、新たなチャレンジとなるかもしれないが、ふたりは2024年選手権の最終戦に向けて、さらにパフォーマンスを高めていきたいと考えている。
モーターランド・アラゴンは、バルセロナからおよそ250km離れたアルカニスに位置する。WSBKは2011年からこのスペインのサーキットを定期的に訪れている。全長5077メートルのこのサーキットは、長いバックストレートだけでなく、スイープなロングコーナーとタイトで複雑なコーナーが組み合わされているのが特徴だ。
タラン・マッケンジー
「クレモナでは非常に厳しい戦いを強いられたが、今週末はもっといいレースができると確信している。 アラゴンも楽しみだ。再舗装されてからはまだ走る機会がなかったが、日曜日のイタリアでの反省を生かし、より方向性を持って臨みたい。連戦ということは、すぐにコースに戻れるということでもあり、勢いを維持するのに役立つ。
アダム・ノロディン
「足の状態はまだ万全ではないけれど、今週末は出場したい。今日はサーキットでメディカルチェックを受けたし、FP1の後にもう一度ドクターの診察を受ける予定だけど、正直なところ、金曜日にマシンに乗るまではどうなるかわからない。多くのラウンドを欠場してきたので、どうしても仕事に戻りたいんだ。コースそのものについては、昨年はスーパースポーツでアラゴンを走ったけど、そのときから再舗装されているのは知っている。何ができるか見てみよう"
コース情報
国スペイン
コース名モーターランド・アラゴン
全長:5.077 km
ポールポジション: 右
コーナー数 左10、右7
SBKレコード:ベストラップ:レイ(カワサキ)1'49.028(2023)。スーパーポール :レイ(カワサキ)1'47.973(2023年)。
2023年SBKリザルト
レース1: 1.リナルディ(ドゥカティ)、2.ラズガトリオグル(ヤマハ)、3.レイ(カワサキ)
スーパーポール: 1.バウティスタ(ドゥカティ)、2.レイ(カワサキ)、3.ラズガトリオグル(ヤマハ)
レース2: 1.バウティスタ(ドゥカティ);2.ラズガトリオグル(ヤマハ);3.リナルディ(ドゥカティ)
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