アッセン・スーパーポールレースでマッケンジーはSBKキャリア最高の9位を獲得。
PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、スーパーポール・レースでマッケンジーがトップ10に入り、レース2でもポイントを獲得。

TTサーキット・アッセンで開催された第3回スーパーバイク世界選手権は、PETRONAS MIE Racing Hondaチームにとって好結果となった。タラン・マッケンジーは日曜日のレースで9位と14位、ザクワン・ザイディはワールドバイク世界選手権のルーキーシーズンでさらなる進歩を遂げた。
日曜日の朝はまず、ウエット・コンディションでのウォームアップ・セッションが行われた。マッケンジーは周回を重ねたが、ザイディは不要なリスクを避け、周回を重ねなかった。その後、雨は晴れ間へと変わったが、10周のスーパーポール・レースはウェットコンディションのまま行われた。アスファルトはびしょ濡れだったため、ふたりともレインタイヤを選択した。15番手からスタートしたマッケンジーは、不安定なコンディションにもかかわらず、自信に満ち溢れた走りですぐに順位を上げた。周回を重ねるごとにペースを上げ、4周目にはアレックス・ロウズとバッサーニをパスして9番手に浮上した。ターンでレディングに抜かれたが、タランは譲らなかった。トップ10フィニッシュを目指して懸命に走り続け、PETRONAS MIE Racing Hondaのライダーは9位でチェッカーを受けた。この結果はSBKでのベストリザルトであり、特に第2レースの3列目からのスタートを意味していた。チームメイトのザイディは序盤で18番手に浮上し、10周のスプリントレースでもそのポジションをキープした。初めてのウエットレースとなったが、ミスを避けながらクリーンな走りを見せて19位でゴールした。
マッケンジーもザイディも、ドライ・コンディションで行われた21ラップのスーパーバイク第2レースで、第1レースの結果を上回ることを目指した。イギリス人ライダーのマッケンジーは、スーパーポール・レースの結果により3列目スタートの9番手、マレーシア人ルーキーのザイディは再び20番手となった。マッケンジーはスタートでトップに立ち、一時は6番手まで順位を上げたが、その後トラフィックに巻き込まれて10番手に後退。タランは序盤のライバルのペースについていけず、ポイント圏内の15位でレースを終えた。レース後半にはゲルロフをパスし、14位でゴールした。ザイディは、ほぼ全行程でスタート位置をキープして20位でゴールした。
マッケンジーは9ポイントを獲得してランキング18位に浮上。PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、5月2~4日の週末にイタリアのクレモナサーキットで開催されるWorldSBK第4戦の準備に集中する。
タラン・マッケンジー #95
「予選ではポールポジションから1秒以内のタイムをマークし、レース1ではいくつかのドラマがありながらもポイントを獲得。スーパーポールでは9位でフィニッシュし、レース2では3列目からスタートして再びポイントを獲得した。第2レースは3列目からスタートして再びポイントを獲得した。前のグループとはかなり接近していたが、その後ろにつくことはできなかった。終盤は少し苦しんだが、最後まで走りきってポイントを獲得することができた。チームのみんなには、本当に感謝している。クレモナが楽しみだ
ザクワン・ザイディ #21
「今日のレースはとてもうまくいったし、ペースも昨日より少し良かった。バイクのセットアップに少し問題があったが、ベストを尽くしてゴールした。これからもハードワークを続けて、もっといいライダーになりたい。チームのみんなには本当に感謝しているし、クレモナに向けてまたプッシュしていきたい。チームとしての仕事ぶりには満足しているし、これからもベストを尽くすつもりだ。貴重なサポートをしてくれたみんなに感謝している"
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