ラバトとロペス、ベストを尽くしたが不運なレース1結果
不運なラバトとロペス、ドニントンパークのWSBKレース1を完走できず

ドニントンで開催されたWorldSBKイギリスラウンドに参戦したPETRONAS MIE Racing Honda Teamは、ティト・ラバトとイヴォ・ロペスが残念な結果に終わったものの、土曜日も前進を続けた。
決勝に先立って行われたフリープラクティスでは、ラバトとロペスがスーパーポール予選に向けて最終調整を行った。初めてCBR1000RR-Rに乗るスペイン人ライダーのラバトは、金曜日に記録したベストタイムをさらに0.5秒更新。
スーパーポールは、現地時間午前11時(日本時間午前1時)からドライ・コンディションで行われた。両ライダーは、タイヤ交換のためにピットに戻る前に、最初のコースアウトを短時間で済ませた。ラバトは1分26秒908のファステスト・タイムをマークし、自己ベストを1秒近く更新。
予選結果は、ティトが23番手、イボが24番手のグリッド。ふたりは序盤から懸命にリズムをつかみ、ライバルたちの転倒もあって順位を上げていく。ラバトは4周目の時点で19位だったが、5周目の第9コーナーで転倒。数周でチームメイトと接触したポルトガルのロペスは、単独走行を余儀なくされた。それでも勇敢なイヴォはクリーンなレースを展開し、最終ラップまで16位をキープしていた。
ふたりは日曜日に、10周のスーパーポール・レースとSBK最終戦に出場する。
ティト・ラバト #53
「レースのスタートはうまくいって、集団について行くことができた。いいリズムで走れていたのですが、第9コーナー進入でブレーキングをしてしまい、突然フロントを失ってしまいました。奇妙なクラッシュだったのでデータをチェックする必要がある。まだ最初のレースだっただけに残念だし、チームには申し訳ないと思っている。
イヴォ・ロペス #75
「予選ではもう少し近づけたと思うが、今日のスタートは悪くなかった。レースに関しては、セッティングのフィーリングが良くなかったので難しかった。明日はもう少しフィーリングが良くなるようなセッティングを探したい。でもレース終盤は悪くなかった。16番手につけていたし、メカニカルトラブルでフィニッシュできなくなるまでは順調だった。ハッピーだけど、チームと僕がハードワークを続ければ、もっとできることがあるはずだ
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