マッケンジー、ロペスに挑むクレモナ。
新しいクレモナ・サーキットで行われたタフな第1レースは、マッケンジーが16周目にリタイヤ、代役のロペスが19位でゴールした。
この日の早朝、PETRONAS MIE Racing Hondaの2人のライダーは、最後のフリー走行と、重要なスーパーポール予選のためにコースインした。FP3は涼しくドライなコンディションで行われ、SBKのほぼ全ライダーが金曜日に比べて順位を上げることができた。タランとイヴォはすぐにタイムを縮め、20分間の短いセッションの間にさらに前進した。マッケンジーは終盤に1分30秒560のベストタイムを記録して総合順位を上げ、総合順位は19位となった。イヴォは総合21位をキープしながらも、昨日のベストを1秒以上更新する1分31秒408を記録した。
スーパーポールでは、残念ながら思うような結果が得られなかった。マッケンジーは自己ベストを更新したものの、プラクティス・セッションでのパフォーマンスからすると、目標としていたタイムには少し届かなかった。一方、ロペスのベストは1分30秒853で、予選25番手となった。
この予選結果により、PETRONAS MIE Racing Hondaのライダーたちは、午後に行われた23周のスーパーバイク・レースの8列目と9列目に並んだ。好スタートを切ったタランは19番手につけていた。9周目にコースアウトを喫したが、最後尾ながらコースに復帰。その後、16周目まで走行を続けたが、フィーリング不良のため赤旗中断(17周目)の数分前にピットイン。序盤は24番手だったが、レース中盤には20番手まで浮上。コンスタントなペースを維持し、ミスをしないよう最善を尽くした結果、19位で赤旗レースを終えた。
イヴォ・ロペス P19
「スーパーポールはとてもうまくいったし、マシンのことも少しずつわかってきたので、プラクティスのときよりもいい走りができた。だからレースをスタートするときには、どのようなラップタイムが出せるか見当がついていたんだ。でもレースではフィーリングがまったく同じではなかったし、路面温度が高かったせいか、序盤はグリップが少なかった。でもベストを尽くして、レースが進むにつれてペースを上げることができた。ただ、終盤はもう少し頑張れたと思うので、赤旗が出てしまったのは残念。でもとにかくレースを終えることができたので、明日のレースに向けてグリップの状況を改善するために何ができるか考えていきたい
タラン・マッケンジー DNF
「昨日の夜にマシンを変更してから、FP3は少し良くなった。スーパーポールも良かったし、このコースで過去最速タイムを出すことができた。ラップタイムはもう少し伸ばせると思っていたんだけれど、うまくまとめることができなかった。決勝では、また別の変更を加えてうまくいったが、レースは難しかった。あるところでコースアウトしてしまい、そのせいで前のライダーと接触できなくなってしまった。フィーリングが良くなかったので、最終的にピットインした。明日はもっといいレースができるといいな
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