メルカドとギリムがレース1のペースと結果を上回り、モストで行われたレース2で結果を出した。
モーストのPETRONAS MIE Racing Hondaチームから参戦したレアンドロ・'タティ'・メルカドとヘイデン・ギリムは、それぞれ17位と18位でレースを終えた。
PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、モスト・サーキットで開催されたWorldSBK第6戦を、タラン・マッケンジーとアダム・ノロディンの代役ライダー、ヘイデン・ギリムとタチ・メルカドとともに終えた。
この日は簡単なウォームアップ・セッションから始まり、メルカドとギリムは10周のスーパーポール・レースを前に最終調整とチェックを行った。午前11時(中央ヨーロッパ時間)、ライダーたちは再びスターティンググリッド8列目に並んだ。メルカドは好スタートを切り、10周のレースを安定したペースで走りきり、19位でゴールした。ギリムは昨日のレース経験を生かし、SBK参戦2戦目にしてベストを尽くした。レースが進むにつれてリズムをつかんでいった。ヘイデンは20位で10ラップを終えた。
ウイーク最後のレースは午後2時から予定通りに行われた。序盤はメルカドが19番手、ギリムが20番手で続く。ふたりは同じようなペースで周回を重ねたが、前方の集団と競り合うようなペースはなかなかつかめなかった。最終的にふたりは17位と18位となり、レース1に比べて前との差を縮めることに成功した。
PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、8月9~11日にポルトガルのアルガルヴェ国際サーキットで開催されるWorldSBK第7戦の準備を行わない。マッケンジーとノロディンが同ラウンドに出場できることが望まれる。
レアンドロ・'タティ'・メルカド
「レース2はレース1より少し速かった。第2レースは第1レースよりも少し速かったので、ポジティブな結果だ。第2レースのために、特に電子制御系に若干の変更を加えた。それでも難しいレースだった。集団についていこうとしたが、悲しいかな、それは不可能だった。だから自分のペースを維持することに集中した。チームがより有益なデータを得られるように、安定したレースをすることが重要だったからだ。決して楽な週末ではなかったが、すべてのレースを完走できたことと、セッションを重ねるごとに向上していったことがプラスに働いた。また、今後のチームのためになりそうなこともいくつか試すことができたと思う。ワールドSBKに参戦する機会を与えてくれた森脇緑とPETRONAS MIE Racing Honda Teamに改めて感謝したい。また、アダムの一日も早い回復を願っている"
ヘイデン・ギリム
「今日は間違いなく、これまでで一番マシンに慣れている。スーパーポールではとても調子が良くて、ミスも少なくクリーンなレースをすることができた。だから第2レースに向けてもいいフィーリングだった。スタートはうまくいったが、序盤で速いラップを刻むには経験が足りない。全体的なペースは安定していて、第1レースよりも10秒ほど速かった。これはとてもうれしい。チームやファンのみんなと素晴らしい週末を過ごすことができた。僕のワールドスーパーバイク・デビューを特別なものにしてくれたみんなに感謝している"
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