ミサノがPETRONAS MIE Racing Hondaチームの焦点に
PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、今週末にイタリアのミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで開催される2024年スーパースポーツ世界選手権第4戦に向けて、万全の体制を整えている。
アッセンから約2ヵ月、ライダーのカイルール・イダム・パウィと鳥羽海渡は体調を整え、TTサーキットで学んだことを生かしてサーキットに戻る準備を整えた。オランダでのイベントは、天候が非常に変わりやすく、週末の大半はウェット・コンディションとなった。それでもふたりは貴重な経験を積み、鳥羽は第2レースで戦略的な走りを見せ、雨のなか早めのタイヤ交換でグリッド29番手から6位まで順位を上げた。この好結果は、チーム全体がCBR600RRの開発に集中するなかで、ガレージの両側の士気を高めるものだ。
両ライダーはここ数週間、フィジカルとメンタルの準備を続けてきた。5月にはクレモナサーキットでのテストにも参加し、2日間のセッションでチームはシーズンが進むにつれて役立つ豊富なデータを収集した。
2011年からミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリとして知られるこのサーキットは、1970年代に開設され、MotoGPとWorldSBKが定期的に開催されてきた。MotoGPとWorldSBKは1991年からこのサーキットで開催されており、レースは夏に行われることが多い。エミリア・ロマーニャ州のアドリア海沿岸に位置するサーキットは現在、全長4.226kmで、10カ所の右コーナーと6カ所の左コーナーがある。
Khairul Idham Pawi WorldSSP Rider #89
"「数日前にクレモナでテストを行い、ボトムパワーの面で有利になるはずの新しいことを試すことができた。ミサノ・サーキットは2018年に走ったことがあるので、良い結果を出すためにベストを尽くす中で、その経験が助けになることを願っている""
Kaito Toba WorldSSP Rider #27
"「最近のアップデートを踏まえて、ミサノで何ができるか見てみよう。だからイタリアでコースに戻り、戦えることを楽しみにしている。運がよければFP1で好調なスタートを切ることができるだろうし、レースでは10位以内、5位以内、あるいは表彰台を狙えるかもしれない。"
トラック情報
国イタリア
コース名ミサノ・ワールドサーキット
全長:4.226 km
ポールポジション: 左
コーナー数右10、左6
SSPレコード: ベストラップ:カリカスロ(ドゥカティ)1'37.470(2023年)。スーパーポール :ブレーガ(ドゥカティ)1'36.495(2023年)。
2023年SSP結果
レース1 :1.ブレーガ(ドゥカティ)、2.マンジ(ヤマハ)、3.カリカスロ(ドゥカティ)
レース2 :1.マンジ(ヤマハ);2.ブレーガ(ドゥカティ);3.シュロッター(MVアグスタ)
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