鳥羽とアズマン、WorldSSP第4戦イタリアへ
PETRONAS MIE Racing HondaチームのWorldSSPライダーにとって、次の舞台はクレモナ・サーキットだ。

スーパースポーツ世界選手権の第4戦は、PETRONAS MIE Racing Hondaチームがイタリアのクレモナサーキットに挑む。
2025年シーズンは、PETRONAS MIE Racing Hondaのライダーである鳥羽海渡とSyarifuddin Azmanにとって複雑な結果となった。オーストラリアで好調なスタートを切った鳥羽は、ここ2戦の選手権で多くの後退や不都合に見舞われている。そのため、この日本人ライダーはクレモナで調子を取り戻し、より多くのポイントを獲得したいと考えている。昨年の大会では、鳥羽は予選で好調な走りを見せたが、決勝では不運に見舞われ、期待を裏切る結果となった。ルーキーのアズマンにとっては、まったく新しいサーキットとなる。マレーシアのアズマンは、今年初めてCBR600RRを駆り、険しい学習曲線に直面している。
クレモナ・サーキットは2011年に開設され、2015年まではサン・マルティーノ・デル・ラーゴ・サーキットとして知られていた。選手権主催者と5年契約を結んだクレモナ・サーキットは、2024年に初めて市販車ベースのシリーズ戦を開催した。WSSPカレンダーの中で最も短いサーキットは、2024年の開催に向けて再舗装され、3.702kmから3.768kmへと延長された。レイアウトは6つの右コーナーと7つの左コーナーで構成されている。
鳥羽海渡
「次のWSSPでクレモナに行けることを楽しみにしている。金曜日のフリープラクティスは、競争力を発揮するための方向性を決めるという意味で重要な意味を持つ。ストレートはかなり長いが、かなり小さなサーキットなので、決勝ではまずまずのグリッドからスタートすることが重要になる。週末に何が起こるか見てみよう。"ベストを尽くすよう努力する"
シャリフディン・アズマン
「クレモナは見たことのないコースなので、何が起こるかわからない。金曜日の練習で分かると思う!とにかくバイクに戻るのが楽しみだし、天気予報も良さそうだから、プラクティスですでにいい走りができれば、土曜と日曜はしっかりしたレースができると思う。何ができるか見てみよう"
コース情報
国名イタリア
サーキット名クレモナ・サーキット
全長:3.768 km
スタート/ゴール:400 m
コーナー数:左7、右6
ラップレコード:ベストラップ:モンテッラ(ドゥカティ)1'32.117(2024)。スーパーポール :フエルタス(ドゥカティ)1'31.478(2024)。
2024年SSPリザルト
レース1: 1.ウエルタス(ドゥカティ)、2.マンツィ(ヤマハ)、3.モンテッラ(ドゥカティ)
レース2: 1.マンジ(ヤマハ)、2.フエルタス(ドゥカティ)、3.ブース・エイモス(トライアンフ)
週末スケジュール(CET)
金曜日
11.20 - 12.00 - SSPフリー走行1
16.00 - 16.40 - SSPスーパーポール
土曜日
9.50 - 10.00 - フリー走行1
15.15 - フリー走行1
日曜日
9.40 - 9.50 - 予備走行ウォームアップ
15.15 - 準決勝レース2
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