鳥羽、ヘレスのWSSPスーパーポールで17位
PETRONAS MIE Racing Hondaの鳥羽とアズマンは、スペインで行われた今シーズン最後のスーパーポールを完走。

PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、鳥羽海渡とS・アズマンのライダーとともに、2025年スーパースポーツ世界選手権の最終戦、スペイン・ヘレスのサーキットに乗り込んだ。
金曜日のフリー走行は、午後の予選前にスーパースポーツ・ライダーがセットアップを行う唯一の機会である。鳥羽は1分43秒235の好タイムで17番手につけた。ガレージの反対側では、ルーキーのアズマンがチームとともにCBR600RRのいくつかの問題を解決し、1分45秒993で34番手につけた。
午後のスーパーポール予選は、暑い日差しが照りつけるコンディションのなか、スケジュール通りに行われた。40分間という限られた時間のなかで、アズマンはプラクティスのタイムを1秒縮めた。さらにタイムを更新し、1分44秒353で28番手となり、土曜日のレース1では10列目に並ぶことになった。
鳥羽はレースに向けてハードワークを行った。終盤にコンマ3秒のタイムアップを果たし、17番手(1'43.227)まで順位を上げた。セッション終了間際、#27は9コーナーで転倒を喫したが、幸い怪我はなく、この週末を走りきることができた。
鳥羽海渡 #27
「今朝のフリー走行では、コーナーでの振動に問題がありました。午後に少し調整しましたが、まだ完全には解決できていません。にもかかわらず、スーパーポールでは力強いスタートを切ることができ、セッション終盤にはラップタイムを向上させることができました。最終ラップは42秒台後半を狙っていたが、残念ながら転倒してしまった。明日に向けていい情報が得られたし、特に第2セクターが速いこともわかった"
シャリフディン・アズマン #63
「今日1日を通して前進することができましたが、もっとやれるポテンシャルがあることは分かっています。アジア選手権から戻ってくるとフィーリングが違う。だからプラクティスでは適応するのに時間がかかったけど、リズムを取り戻すためにベストを尽くした。スーパーポールでは、他のライダーに続いていいタイムを出すことができた。レース1では28番手からスタートするが、集団についていけるように頑張る"
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