PETRONAS MIE Racing Honda SSPのライダー、アラゴンでの初日の進歩に満足
PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、スーパースポーツライダーの鳥羽、アズマン、そしてワイルドカードのノロディンを従えて、モーターランド・アラゴンのコースに乗り込んだ。

2025スーパースポーツ世界選手権第10戦が、スペインのモーターランド・アラゴンで開催されている。前回のフランスラウンド同様、PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、鳥羽海渡とシャリフディン・アズマンに加え、ワイルドカードでイブラヒム・ノロディンを起用した。
今朝は涼しかったが晴天に恵まれ、3人のライダーは40分間のプラクティスでベストを尽くした。日本人ライダーの鳥羽は、セッション中にCBR600RRのセットアップに変更を加え、終盤に1分54秒517のベストタイムをマークして19番手につけた。ルーキーのアズマンは、久しぶりのサーキットを攻略することに集中。第1ヒート終盤に1分56秒134を記録し、27番手につけた。ワイルドカードのノロディンは、今回のWSSPに挑むにあたり、マニクールの週末にホンダ・スーパースポーツ・マシンで得た経験を生かそうとした。イブラヒムは2年前に訪れたサーキットに再び慣れ、1'58.750を記録して30番手につけた。
スーパーポールの予選は、気温が大幅に上昇したこの日の深夜に行われた。PETRONAS MIE Racing Hondaの3人のライダーは、予選最速タイムを目指すと同時に、自信とフィーリングの向上に努めた。鳥羽は1'53.650で、10番手からわずか0.5秒差の21番手につけた。アズマンも1分55秒340のファステストラップを記録し、30番手で予選を通過した。ワイルドカードのノロディンは前進を続け、ラップタイムを徐々に更新。午前中のベストタイムを1.5秒短縮し、1'57.248で30番手につけた。
鳥羽海渡 #27
「エンジンのパフォーマンスと、ここアラゴンのマシンのフィーリングに集中しながら、長い練習走行を終えました。最後の数分間は、午後に備えてタイムアタックを行い、ホットラップでプッシュしたときのマシンのパフォーマンスをチェックしました。スーパーポールでは、セッションの前半を使ってセッティングの微調整を行った。期待していたほど上位には入れなかったが、設定したタイムは悪くないと言わざるを得ない。ポールポジションから1秒強の差だし、全体的に悪い兆候ではない。明日に期待しよう
シャリフディン・アズマン #63
「ここに来るのは6年ぶりなので、最近のことはまったくわかりません。プラクティスのコンディションは少し涼しすぎましたが、そのセッションはとてもいい感じでした。セットアップがあまり好きではなかったので、明日のウォームアップでは良い解決策を見つけるために作業を続ける。チームの仕事ぶりや進歩には満足している。
イブラヒム・ノロディン #67
「このコースは2、3年ぶりに来たんだけど、その時とは少し違っていた。今日に関しては、いいステップを踏めたと思うし、1日の進歩に満足している。マシンのセットアップに関しては、まだベストな解決策を探っているところで、苦戦した部分もあったが、スーパーポールで快適なマシンを提供してくれたデータテクニシャンとチーム全員に感謝したい。予選で掲げた目標は達成できたので、あとは明日に集中する"
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