ペトロナスMIEレーシング・ホンダ、アラゴンでのSBKプラクティスに自信
ラバトとザイディ、モーターランド・アラゴンで行われたSBK金曜フリー走行でフィーリング向上に励む

PETRONAS MIE Racing Hondaのティト・ラバトとザクワン・ザイディは、スペインのモーターランド・アラゴンで2025年シーズンのWorldSBK選手権第10戦のプラクティス・セッション初日を迎えた。
午前中のフリープラクティス1回目では、ラバトとザイディがスペインのコースに合わせてCBR1000RR-Rのセッティングを開始。地元ライダーのティトはこのサーキットを熟知しているため、セットアップの解決策を見出すことに集中することができた。ふたりはそれぞれのテクニシャンとともに計画的に作業を進め、特にラバトは終盤で順調に前進。ラバトは1分50秒879のファステスト・タイムで暫定16番手につけた。1分53秒375を記録してセッションを終え、タイムシートは20番手となった。
その数時間後、気温がかなり高くなったにもかかわらず、ラバトは同じような走りを見せた。午前中よりもコンマ数秒速い1分50秒632を記録し、19位で金曜を終えた。チームメイトのザイディは、週末のレースに向けてマシンとコースのフィーリングを高め、自信を深めていった。マレーシア人のザイディは1'53.264を記録して23位となった。
ティト・ラバト #53
「FP1では良いスタートを切ることができた。FP2では、コンディションが異なるにもかかわらず、同じようなペースを維持することができた。このサーキット、特に午後になると難しいのは分かっているし、正直なところ、今日は予想以上にうまくいった。グループからそれほど離れていないこともうれしいし、週末に向けてチームとして自信を持てるようになった"
ザクワン・ザイディ #21
「最後にここに来たのは10年ぶりです!マシンのフィーリングを高める必要があるので、良い解決策を見つけようと努力してきた。ここは高速コーナーが多いので、マシンに自信を持つ必要がある。ラップタイムも悪くなかったし、セッションごとに進歩していることに満足している。明日の予選に向けて良いセットアップを見つけながら、もっと頑張るつもりだ"
戻る WorldSBK