先日、2025年のレース計画を決定したPETRONAS MIE Racing HondaチームとWorldSBKライダーのタラン・マッケンジーは、ヘレス・サーキットで今年最初の重要なテスト・セッションを終えた。

2024年11月にマッケンジーが最後にテストを行ったこのサーキットで、チームは前回の進歩をさらに発展させるべく懸命に取り組んだ。22日（水）の天候は幸いにもドライコンディションで、タランと彼のテクニシャンたちはこの日を最大限に活用することができた。セッションを通じて61周を走破したタランは、2025年バージョンのCBR1000RR-Rに有効なセットアップを特定することに集中した。HRCとの建設的なコラボレーションの成果である最新の技術開発は、新シーズンに向けてPETRONAS MIE Racing Honda Teamに恩恵をもたらすはずだ。

23日（木）、チームはあいにくまったく異なる状況で目覚め、セッション開始時にはすでに路面は濡れていた。午前中、雨が降ったり止んだりしたため、チームは最終的に2日目のセッションをキャンセルすることにした。

好天に恵まれることを祈りつつ、PETRONAS MIE Racing Honda Teamは来週1月28～29日、ポルトガルのアルガルヴェ国際サーキットでスーパーバイクのテスト・セッションを行ない、2月の2025年シーズン開幕に備える。

タラン・マッケンジー

「ヘレスでの今シーズン最初のテストが終了した。昨年末に使用していたものと比べてマシンが変わり、新しいタンク、シート、エレクトロニクスなど、多くの新しいアイテムが投入された。その分、セットアップが大変で、すぐに求めていたフィーリングが得られなかった。2日目にはすべてを慣らすことができると確信していたが、あいにくの雨天で今日はそれができなかった。ちょっと悔しいけれど、ポルティマンでは天候が回復して、サーキットでの時間を最大限に活用できることを願っているよ