2024年シーズンのWorldSBK最終戦が3日前に終了し、PETRONAS MIE Racing Hondaチームとライダーのタラン・マッケンジーは、スペインのヘレス・サーキットで2日間のテストを行った。

ドライで安定した天候にも助けられ、マッケンジーたちは最新ラウンドで収集した膨大なデータを活用しながら、予定していた作業の大半をこなした。焦点となったのは比較テストの実施だ。10月22日（火）と23日（水）の両日、タランはコース上でさまざまなセットアップ、さまざまなソリューションやアップデートをテストし、これまでのCBR1000RR-Rのマシンと比較検討した。2日間で150周を走り、さらに貴重な情報を収集したことで、チームもライダーもこのテストが非常に有益であったと判断。

PETRONAS MIE Racing Honda Teamはこれで2024年のサーキット活動を終了し、次回のテストセッションは2025年1月に予定されている。チームはまた、2025年のレースシーズンに向けた計画とフルラインアップを追って発表する予定だ。

タラン・マッケンジー

「今日は昨日の朝に使っていたベースセッティングに戻り、今朝の走行でフィーリングが良くなった。そして午後にもう1本長い距離を走ったが、レースウイーク中よりもずっとペースが良かった。電子機器もいくつか試したが、それも少しは役に立ったし、チームは冬の間にパッケージ全体の改良を続けることができると思う。昨日はすでに満足していたけれど、今日は間違いなく一歩前進できた。建設的なテストだった。