PETRONAS MIE Racing Hondaチーム、ヘレスで挑戦的なWSBKシーズンファイナルを迎える
PETRONAS・MIE・レーシング・ホンダ・チームは、ワールドSBK第12戦の最終戦ヘレスで、ロペスがレース2で18位、スーパーポールで21位を獲得した。
午前中の短いウォームアップを終え、ライダーたちは今年最後のレースに向けて最終準備を行った後、チームは10周のスーパーポール・レースに集中した。23番グリッドからスタートしたタランは、スタートでポジションを落としたものの、スプリントレースの序盤ですぐに順位を挽回。周回数が限られるなか、6周目にエットルをパスすると、8周目にはファステストタイムをマークした。マッケンジーは21位でゴールした。ロペスはスタート位置の影響もあってか、すぐに2つ順位を上げ、少人数の集団の中でリズムを掴んだ。ロペスは懸命にライバルに食らいつき、終始23番手をキープしてゴールした。
日曜日の午後、2024年シーズン最後のスーパーバイク・レースが行われたが、タランにとっては残念ながら良い結果とはならず、4周目のターン2で転倒。レース序盤は21番手につけていたイヴォは、今回も懸命に前を行くライダーたちと接触しないように努めた。終盤でふたつポジションを上げ、18位でチェッカーを受けた。
ランキングでは、マッケンジーは7ポイントを獲得して23位、ロペスは2ポイントを獲得している。PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、10月22日(火)と23日(水)に行われるテストに参加するため、マッケンジーとともにヘレス・サーキットに残る。
タラン・マッケンジー
「今朝のスーパーポールでは、予選タイムに近いラップタイムを出すことができた。第2レースも同じようなマシンで臨み、1分41秒台でレースをスタートすることが目標だった。序盤はそうすることができたが、ある時点で集団が離れてしまい、ターン2で小さな転倒をしてしまった。それで僕のレースは終わってしまった。悔しい終わり方だったけれど、火曜日のテストに向けて良い方向に進むことができたと思う
イボ・ロペス
「今日のレースでは、もう少しプッシュすることができたし、ペースも昨日よりは良かったが、あまり無理をするとスピンが問題になって、バイクとの戦いになってしまう。でも全般的には、これまで出場したラウンドのなかで、少しずつ前のライダーたちに近づき、競争力を高めてきたことで、いい進歩を遂げることができたと思う。このような素晴らしいチャンスを与えてくれたPETRONAS MIE Racing Hondaチームには感謝している。ワールドSBKにとどまりたいが、将来はどうなるか見てみよう"
戻る WorldSBK