PETRONAS MIE Racing Hondaチーム、マッケンジーと地元ライダー、ロペスとともにエストリルに向けて始動
PETRONAS MIE Racing Hondaのライダー、マッケンジーと代役のロペスは、2024年のWorldSBKシーズンがホームストレートに向かうなか、最後の追い込みに備える。
2024年スーパーバイク世界選手権は、今週末のエストリル戦とヘレスでのシーズン・ファイナルを控えたイベリアのダブルヘッダーで幕を閉じる。ポルトガルでは、常設エントリーのタラン・マッケンジーに加え、地元ライダーのイボ・ロペスが参戦する。イボ・ロペスは、まだ負傷中のアダム・ノロディンの代役として、彼のホームコースで戦う。
28歳のロペスは、CBR1000RR-RとPETRONAS MIE Racing Honda Teamでの経験が豊富で、すでにマニクールとクレモナでノロディンの代役を務め、先のポルティマンではマッケンジーの代役を務めた。
一方、ノロディンは8月のエストリルでのテスト中に足の指を骨折しており、残念ながらFP1を終えた時点で出場不可能と判断された。タランは今夏のエストリル・テストを負傷のため欠席せざるを得なかったが、チームは少なくとも8月のセッションでアダムが得たデータを参考にすることができる。
エストリルサーキットは全長4.182kmで、4つの左コーナーと9つの右コーナー、そして非常に長いストレートが特徴だ。海岸沿いの町エストリルからほど近く、首都リスボンからもほど近い。過去にはF1やMotoGPなどの国際レースが開催されたこともある。WSBKは1998年、1993年、そして最近では2020年、2021年、2022年と、過去5回このサーキットを訪れている。
タラン・マッケンジー
「前戦のアラゴンでは、前々戦に比べ正しい方向に進んでいると感じた。エストリルについては、以前走ったことがあるけれど、125に乗っていた2012年以来だから久しぶり!今年のテストは残念ながらケガで欠場した。だから、スーパーバイクでレイアウトを学び直し、コースと天候に順応することになる。とにかく楽しみにしているし、2024年シーズンを最高の形で締めくくるためにベストを尽くすよ
アダム・ノロディン
「アラゴンの週末を完走できなかったので、この2戦に出場することが目標だった。アラゴンの週末を走りきることができなかったので、この2戦に出場することが目標だったからだ。だから最終戦のヘレスに出場できるよう、リハビリを続けるつもりだ。これだけ多くのラウンドを欠場するのは、とくに精神的につらいが、運がよければ、次の1週間はハードワークして、シーズン最終戦に復帰できるかもしれない。
イボ・ロペス
「WSBKに出場するチャンスがまた巡ってきたことは素晴らしいことだが、今回は僕のホームレースであり、ホームコースでもあるので、いつもとはまったく違う。このチャンスを与えてくれたチームと関係者に心から感謝している。僕の目標は金曜日のFP1からハードワークをすること。今週末はチームのためにできる限りいい結果を残したい"
コース情報
国名ポルトガル
サーキット名サーキット・エストリル
全長:4.182 km
ポールポジション: 左
コーナー 左4、右9
SBKレコード:ベストラップ:レイ(カワサキ)1'36.204(2022年)。スーパーポール :レイ(カワサキ)1'35.346(2022年)。
2022年SBKリザルト
レース1: 1.バウティスタ(ドゥカティ)、2.ラズガトリオグル(ヤマハ)、3.レイ(カワサキ);
スーパーポール: 1.レイ(カワサキ)、2.ラズガトリオグル(ヤマハ)、3.バウティスタ(ドゥカティ)
レース2: 1.レイ(カワサキ)、2.バウティスタ(ドゥカティ)、3.ラズガトリオグル(ヤマハ)
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