PETRONAS MIE Racing Hondaチーム、スペインでスーパースポーツテスト
PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、マレーシア人ライダーのカイルール・イダム・パウィと日本人ライダーの鳥羽海渡とともに、スペイン南部のアルメリア・サーキットで2日間のテストを行い、2024年スーパースポーツ世界選手権キャンペーンを正式に開始した。
CBR600RR、WorldSSPのレース・フォーマット、そして見たことのないサーキットに慣れるため、今シーズンは険しい学習曲線に直面することになる2人のWorldSSPルーキーにとって、今回は初めてのテストとなった。パウィと鳥羽は今週も緊張することなく、チームのスーパースポーツ・プロジェクトに貢献するため、セッションを通じて精力的に作業を行った。幸いコンディションはドライで、チームは2日間を有効に使うことができた。これまでサーキットでの走行時間が少なかったため、セッションの焦点はもちろん速さではなく、新規エントリーライダーそれぞれに最適なライディングポジションとベースセッティングを見極めることにあった。チームとライダーは互いをよりよく知る機会となり、提案された作業計画と方法についてより明確な考えをもってスペインを後にした。
PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、2月19~20日にオーストラリアのフィリップアイランドで行われるプレシーズンテストに臨む。チームはその後、2月23~25日の週末に開催される2024年WorldSSPシーズン第1戦のために、ほぼ同じコースに戻る。
Khairul Idham Pawi WorldSSP Rider #89
"テストの結果には満足している。新しいマシンとチームを知るための重要な機会だったし、全体的にポジティブだったと思う。トップスピードはすでに少し向上しているが、ボトムパワーを引き出すという点ではもっとできることがある。一歩一歩、マシンとライディングの改善に取り組んでいく。PETRONAS MIE Racing Hondaチームの一員になれたことをうれしく思っているし、オーストラリアでのシーズン開幕を楽しみにしている。"
Kaito Toba WorldSSP Rider #27
"チームでのテストはまだ2回目で、今回は2024年型マシンで作業を開始した。いくつかのポジティブな点は確認できたが、競争力を高めてレースで戦えるように、さらに努力を続ける必要がある。チームの仕事ぶりには満足しているし、これまでのハードワークに感謝したい。フィリップアイランドでの最終テストとシーズン開幕戦を楽しみにしている。"
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