ラバト、ザイディともにポイント獲得。
PETRONAS MIE Racing Hondaのティトとザクワンは、フランスでのレース1で14位と15位。

PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、フランスのサーキット、ヌヴェール・マニクールで行われたレース1で、ラバトとザイディがポイントを獲得する活躍を見せた。
金曜日のプラクティスを終えたふたりは、今朝もドライ・コースで短いプラクティスを行った。スーパーポールを前に最終的なセットアップを煮詰めていたラバトは、金曜日よりも少しペースを上げ、ザイディは初めて走るフランスのテクニカル・コースを理解し、自信を深めていた。
スーパーポールは、ドライで晴天に恵まれた深夜のコンディションで行われた。ラバトもザイディも、この短い予選セッションに前向きな姿勢で臨んだ。ラバトはプラクティスでの進歩を継続するため、7周を走りきり、ベストタイムは1分37秒506。このラップタイムは、午後の第1レースの6列目、20番手からのスタートにつながった。ザイディは引き続き自身の成長路線に集中し、ラップタイムを縮めていった。予選タイヤで1分39秒104のベストタイムを記録し、フリープラクティスのベストタイムをコンマ8秒更新して21番手でセッションを終えた。
21周で争われる決勝の第1レースがスタートすると、ふたりは6列目から好スタート。ラバトは17番手、ザイディは18番手で1周目を終えた。ラバトは1周目を終えた時点で17番手、ザイディは18番手につけていた。すぐにポイント圏内に浮上したティトは、21周のレースをコンスタントなペースで走りきり、終盤でさらに順位を上げて14位でゴールした。
最初の数周でチームメイトのティトと接触してしまったルーキーのザクワンは、ミスのないクリーンなレースを展開。レースを通してさらに3つ順位を上げたザクワンは、15位でレース1を終え、今シーズン初のチャンピオンシップポイントを獲得した。
ティト・ラバト #53
「今日は正直言って、とても難しいレースだった。正直言って、今日はとても難しいレースだった。タイヤ性能の落ち込みはそれほど大きくなかったのはいいことだが、コーナーからのスピードを上げる必要がある。それがなければ集団についていくことは不可能だ。良いニュースは、自分たちが何をすべきかがはっきりしていることで、明日のレースではマシンの強みを活かして結果を改善できるよう努力したい"
ザクワン・ザイディ #21
「正直なところ、今日の結果は予想していなかった。今週末はハードワークしてきたので、この結果は僕とチームに、明日も同じような結果を出そうとするモチベーションを与えてくれた。明日はもっと良くなるようにセッティングを変えてみるつもりだが、レース1ではいいペースをキープできたと思う。明日のレースでもベストを尽くしたい。
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