自信に満ちた鳥羽、新天地バラトンで予選15位
鳥羽が今季最高のスーパーポールを獲得し、予選15位でレース1へ。

PETRONAS MIE Racing Hondaチームとライダーの鳥羽海渡とSyarifuddin Azmanは、2025年スーパースポーツ世界選手権第8戦の舞台となるハンガリーの新サーキット、バラトンパークで活動を開始した。
朝のフリープラクティスで鳥羽とアズマンは、この新しいサーキットでCBR600RRマシンの信頼性を高めることに時間を費やした。この最初のセッションで、ルーキーのシャリフディンは初めてこのサーキットを走る機会を得た。鳥羽は1分45秒055のベストタイムをマーク。チームメイトのアズマンは1分47秒323を記録した。このタイムで2人はそれぞれ20番手と30番手につけた。
チームは午後のスーパーポールに備え、土曜日の第1レースに向けて最高のグリッドポジションを確保しようと躍起になった。40分間という限られた時間のなかで、海渡とシャリフディンは懸命の追い上げを見せた。セッション序盤に他のライダーが転倒して中断するアクシデントがあったものの、海渡は臆することなく走行を続け、1分43秒750の好タイムをマーク。1分44秒台をマークした鳥羽は、スーパーポールで今季最高の15番手、5列目グリッドを獲得した。ベストタイムは4位以下にコンマ4秒差。一方、マレーシアのアズマンは終盤に1分45秒258を記録し、予選26番手となった。チームはこの日のデータを分析し、明日の18周の決勝レースに向けて最終準備を行う。
鳥羽海渡 #27
「今朝はブレーキングポイントのフィーリングを改善することに集中し、セッションが終わるまでにいくつかの調整を行いました。午後も同じ方向性を続け、ラップタイムもペースも向上させることができました。順位は非常に接近しており、もう一歩前進できればよかったのだが、イエローフラッグが何度か出てしまったため、最後の数周を最大限に生かすことができなかった。明日に期待しよう
シャリフディン・アズマン #63
「総合的には満足していますが、スーパーポールではマシンに100%の自信が持てませんでした。とにかく予選はベストを尽くしたし、チームも明日のウォームアップで何をすべきかわかってくれている。何人かのライダーはすでにこのサーキットでテストしているので、僕はベストを尽くした。朝のウォームアップでは、できる限りの準備をして決勝に臨めるよう、もう少し課題を見つけたい
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