チェコのWSSPウィークエンド、モーストで不運な幕切れ
オートドローム・モストで開催されたチェコSSPは、鳥羽が第2レースでポイント圏内に入ったものの、パウィがリタイアに終わり、PETRONAS MIE Racing Hondaチームにとって不本意な結果に終わった。
ライダーたちは早朝から簡単なウォームアップを行ない、午後のレースに向けてテクニシャンたちと最終チェックを行なった。
現地時間午後3時15分、暑い日差しが照りつけるコンディションのなか、最終戦となる第2レースがスタートした。21番グリッドの鳥羽は、1周目に8つポジションを上げて13番手につけた。リズムに乗った鳥羽は、最初の数ラップは14番手をキープし、パワーと順位を入れ替えながらCBR600RRを走らせた。しかし7周目にテクニカル・トラブルが発生し、早々にリタイアとなった。
パウィは24番手からスタートしたが、最初の数ラップはトラフィックに巻き込まれて順位を下げた。序盤から技術的な問題に悩まされたパウィは、集団について行くことができず、やがて前方との接触を失っていった。11周目にピットに戻り、最終戦を終えることができなかった。
WorldSSP第7戦は、8月9~11日にポルトガルのアルガルヴェ国際サーキットで開催される。
Kaito Toba WorldSSP Rider #27
"「今日はこの週末で最も暑い日だったので、このコンディションでマシンのフィーリングを向上させるためにいくつかの調整を行った。スタートもうまくいったし、最初の数コーナーでの転倒も避けることができた。このようなコンディションで可能な限りスムーズなライディングをしながら、ポイント争いを戦っていた。でも突然、ターン15でマシンが動かなくなってしまった。今回はそれなりの結果を目指して戦えたのに残念だ。何が起こったのかをチームと確認し、次戦に臨みたい""
Khairul Idham Pawi WorldSSP Rider #89
"「レース2では、ピットレーンを出てすぐにマシンに違和感を覚え始めた。レースはスタートしたが、周回を重ねるごとにパフォーマンスが落ちていくのを感じ、結局、あまりに走りにくかったのでレース途中でピットインすることにした。第2レースではもっとペースを上げたかったので本当に残念だが、次戦では今日の借りを返せるように頑張りたい。頑張ってくれたみんなに心から感謝している""
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