PETRONAS MIE Racing Honda、エストリルSSPラウンドを完走
WSSPレース2、エストリルで鳥羽21位、オッタビアーニ23位

スーパースポーツ世界選手権第11戦がポルトガルのエストリル・サーキットで開催され、PETRONAS MIE Racing Hondaの鳥羽海渡が日曜日の決勝レースで21位、代役ライダーのルカ・オッタヴィアーニが23位となった。
鳥羽とオッタビアーニは、朝のウォームアップを満喫した後、最終戦となる第2レースの準備に集中した。土曜日のレース1同様、WorldSSPレース2もドライコンディションで18周にわたって行われた。24番グリッドからスタートした鳥羽は、オープニングラップを同じポジションで走行。序盤はライバルたち、とくにトゥーリとバトルを展開したが、後半はタイヤを温存するためにペースを落としてしまう。後半に4つポジションを上げて21位でゴールした。
代役ライダーのオッタヴィアーニは、この18ラップで30番手につけていた。序盤の混乱に乗じてミスをしないよう注意しながら冷静に周回を重ね、3つポジションを上げた。チームメイトの海斗と同じようなペースで周回を重ねるルカは、徐々に前方との差が開き始めたにもかかわらず、好調な走りを見せた。鳥羽とは2秒差以内の23位でレースを終えた。
PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、10月17日(金)にスペインのヘレス・サーキットで開催される最終戦に臨む。鳥羽は12ポイントを獲得し、ランキング26位につけている。
鳥羽海渡 #27
「ウォームアップではマシンのフィーリングが良かったのですが、タイヤの消耗が激しかったです。レースでは、特に前方でスリップストリームを失ってからは、残念ながら安定したペースを維持するのに苦労しました。とにかくできることをやってレースを終えたが、それ以上のことができなかったのは残念だ。
ルカ・オッタヴィアーニ #12
「今日のレースはうまくいったと思う。ただ、金曜日のプラクティスを飛行機のキャンセルで欠席したことが残念で、後手に回ってしまった。今日のレースでは良いペースを維持することができ、鳥羽選手と同じようなペースで周回を重ねることができました。このような機会に恵まれたことをうれしく思うし、サポートしてくれたミドリとチーム全員に感謝したい。本当にありがとう。
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