エストリルでのSSP第1レース、鳥羽がトップ20入り
エストリルでのWSSP第1レース、鳥羽が19位でフィニッシュ。

PETRONAS MIE Racing Hondaの鳥羽海渡は、ポルトガルのエストリルサーキットで開催されたWSSP第1戦を19位で終えた。
朝のウォームアップ走行では、鳥羽とオッタビアーニに決勝に向けたセットアップ調整の最後のチャンスが与えられた。金曜のプラクティスを欠場したルカは、この短いセッションを最大限に活用し、CBR600RRに自信をつけようとしていた。
レース1は予定通り、ドライコンディションで午後の早い時間に行われた。8列目からスタートした鳥羽は、1周目の時点で26番手につけていた。3、4人のライダーからなる小さなグループに加わった海渡は、レース中盤までに6つのポジションを獲得。残り6周でトップ20に入った鳥羽は、終盤でアントネッリと激しいバトルを展開し、最終的に19位でゴールした。混戦のなか、トップから20秒差まで迫った。オッタビアーニはグリッド10列目から好スタートを切り、第1コーナーでいくつかポジションを上げた。しかし残念なことに、レース2周目の第7コーナーで転倒してしまった。無傷のルカは、日曜日のレース2で再び実力を発揮することになる。
PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、日曜日のスーパースポーツ最終戦に再び参戦する。
鳥羽海渡 #27
「ユーズドタイヤでウォームアップを行い、マシンはかなりスライドしていましたが、レース前にタイヤの減りを管理するための良いインフォメーションになりました。レースに関しては、全体的にリズムが安定していたので、ポイント圏内まで上がっていく集団の中にいることができました。でも前を行くライダーをオーバーテイクするのは大変だった。自分のペースに集中し、周回を重ねるごとにベストを尽くした」。
ルカ・オッタヴィアーニ #12
「今朝のウォームアップを終えて、マシンのフィーリングはかなり良くなった。チームの懸命な努力のおかげで、自分に合ったセッティングができた。ただ、レース2周目の転倒は残念だった。チームメイトと一緒に走っていたのに、突然フロントが迫ってきたんだ。レースを完走したかったので残念だが、明日のレース2で挽回できるようベストを尽くす" と語った。
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