ヘレスでのWSSP第1レース、鳥羽とパウィが貴重なポイントを獲得
PETRONAS MIE Racing Hondaの鳥羽とパウィは、ヘレスで行われた第1レースで14位と15位に入り、WorldSSPで初のダブルポイント獲得を達成した。
この日は短いウォームアップから始まり、スーパースポーツ勢は週末最初のレースに向けて最終準備を行った。鳥羽とパウィはこの短い時間を有効に使い、テクニカル・チームとともにチェックを行い、セッション終了時点でそれぞれ20位と24位につけた。
レース1は17周で行われ、予定通り午後3時15分(中央ヨーロッパ時間)にスタートした。鳥羽は序盤20番手につけていたが、すぐに安定したリズムをつかむ。最初の5周で16番手まで順位を上げた鳥羽は、チームメイトのパウイとともに4人のライダーからなる緊密なグループの一員となり、序盤のうちに20番手から18番手まで順位を上げた。互いに似たようなペースで周回を重ね、PETRONAS MIE Racing Hondaのふたりはレース中盤までに16位と17位に浮上。わずか1000分の1秒の差で2人はそれぞれポジションを上げ、13周目に順位を入れ替えた。カイルルと海渡は最後の数周でバトルを展開し、最終ラップで海渡が海渡をパス。それでもふたりはポイント圏内でレースを終え、鳥羽は14位、パウィは15位でゴールした。PETRONAS MIE Racing Hondaのふたりのライダーが同じレースでポイントを獲得したのは今季初めて。
鳥羽海渡P14
「今日のウォームアップでは、マシン・セッティングの異なる解決策を試したが、効果が見られなかったので、最終的には昨日のセッティングに戻した。スタートでは、自分のポジションを守るためにベストを尽くした。タイトコーナーではほとんど苦戦し、できるだけスピンを抑えなければならなかった。路面温度もこれまでのセッションより高くて、僕らに有利には働かなかった。とにかくポイントを獲得できたので、明日に向けて今日のデータを見直す必要がある。
カイール・イダム・パウィP15
「今日のレースでは、バイクのフィーリングはとても良かったし、レースペースも他のグループよりうまくコントロールできた。序盤は海斗に少し離されたけど、彼や集団に追いついてからはついていくことができた。序盤のタイムロスさえなければ、もっと走れたと思う。でも全般的には、とてもいいフィーリングだった。でも今日は明らかに競争力があったし、上位に近づけた。レース2ではもっとポイントを獲得できるようベストを尽くすよ
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