マニクール、PETRONAS MIE Racing Hondaチームにとって挑戦的なレースとなる
PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、フランスのマニクール・サーキットで開催されたWorldSBKの厳しい週末を終えた。
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現地時間午前11時(中央ヨーロッパ時間)、10周のスーパーポール・レースがスタートした。気温は低いがドライコンディションで、土曜日のウエット・コンディションとは対照的だった。10番グリッドからスタートしたマッケンジーは、懸命にライバルのペースについて行こうとしたが、最初の数周でやや後退。腕の疲労に悩まされながらも、タランは懸命にレースを走りきり、18位でゴールした。21番グリッドのロペスは安定した走りを見せたが、かなり孤独なレースだった。ノロディンの代役を務めるロペスは、10周の間に2つポジションを上げ、19位でレースを終えた。
午後3時30分からは、スーパーバイクの第2レースがドライコンディションで行われた。12番手でスタートしたマッケンジーは、1周目からトラフィックに巻き込まれて19番手に後退。PETRONAS MIE Racing Hondaのライダーたちは、レース前半はこのポジションをキープしていたが、その後順位をひとつ上げ、レース2を18位(タラン)と19位(イヴォ)で終えた。
PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、9月20~22日にイタリアのクレモナ・サーキットで開催されるWorldSBK第9戦に再び参戦する。
タラン・マッケンジー
"今日の長いレースは、何よりも腕の疲労のために難しいものになると思っていた。でもマシンのフィーリングはとても良かったし、フィーリングも一歩前進したと感じているのでポジティブだ。ウエット・コンディションではいつもフィーリングが良いので、今朝のウォームアップは問題なかった。でもレースでは苦戦を強いられた。バイクのリヤのマネージメントや腕のこともあって、特にレース後半は方向転換が難しかった。この週末を乗り切るしかないと思っていたし、次のクレモナ戦と残りのシーズンに向けて、何かを見つけるために努力したい
イボ・ロペス
「今日は昨日よりもうまくいった。スーパーポールではマシンを少し理解できたし、ラップタイムも悪くなかった。レース2のパフォーマンスにも満足している。20周目にファステスト・タイムが出たんだ。今回は天候が変わりやすく、セッティングを見極めるのが難しかった。新たな経験とチャンスを与えてくれたPETRONAS MIE Racing Hondaチームに心から感謝している"
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