マッケンジー、日曜日のクレモナで手ぶらで去る
ザイディがクレモナ・サーキットで行われた日曜日のWSBKレースを完走。

PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、クレモナサーキットで開催されたWSBK選手権第4戦を終えたが、日曜日のレース結果については物足りなさを残した。
朝のウォームアップを終えたマッケンジーとザイディは、10周のスーパーポール・レースに備えた。土曜日の予選結果によって、ふたりは8列目のグリッドに並んだ。マッケンジーはレースが進むにつれてペースを上げていったが、今日は簡単なことではなかった。残り2周となったところでタランが第9コーナーで転倒。チームメイトのザイディは、この短いスプリントの間中、最も近いライバルを視界にとらえるためにベストを尽くした。序盤はチームメイトと数秒差でレースを進めたが、レースが進むにつれて少しずつ差を詰められ、20位でゴールした。
現地時間午後2時(日本時間午後3時)からはスーパーバイクの第2レースが行われたが、マッケンジーにとっては不運なレースとなった。20位でスタートしたマッケンジーは、リズムをつかむ間もなく第8コーナーで転倒。マッケンジーはレースに復帰しようとしたが、数分後にマシンの技術的な問題でピットインを余儀なくされた。一方、チームメイトのザイディは20番グリッドから徐々に順位を上げ、序盤でトップ20に浮上。レース後半は孤軍奮闘し、20位をキープしてゴールした。
4戦を終えて、マッケンジーは9ポイントを獲得してランキング18位につけている。PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、5月16~18日にオートドローム・モストで開催されるスーパーバイク世界選手権第5戦に再び参戦する。
ザクワン・ザイディ #21
「全体として、今日は一歩前進し、ラップタイムを1秒近く改善できたと思います。フィーリングは良くなっていると思うし、バイクを効果的に走らせるためには、自分のライディングスタイルをどう変える必要があるのかも理解できた。目標を達成するためにはハードワークを続ける必要があるが、レースごとに少しずつ良くなっていると感じている。次戦ではまた強くなれることを願っているし、それまでは仕事を続けていく。ベストを尽くしたので、次はもっと頑張るつもりだ。チームには感謝している。彼らはここで素晴らしい仕事をしてくれたし、応援してくれるみんなにも感謝している。次戦が楽しみだ"
タラン・マッケンジー #95
「特に、今朝のスーパーポールでの転倒がとても速かったので。金曜日の午後はかなりポジティブに思えたが、その後はずっとフィーリングに苦しんでいた。スムーズなラウンドではなかったが、最後までトライし続けた。第2レースも、少し傷だらけだったけど歯を食いしばって、転倒するまではいいペースだった。マシンのフィーリングはあまり良くなかったので、ポイント圏外に留まったことは今後にプラスになると思う。次のモストではスーパーバイクに乗るのは初めてだけど、アッセンのときのようにすぐにいいフィーリングを見つけることができれば、いい週末になるだろうね
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