鳥羽、ドニントンでWSSP予選20番手
WSSPライダー鳥羽、ドニントンパークで予選20番手。

スーパースポーツ世界選手権第7戦がイギリスのドニントン・パークで開催中で、PETRONAS MIE Racing Hondaチームは鳥羽海渡とルカ・オッタヴィアーニの両ライダーで参戦している。
2人のライダーは金曜日の朝、重要なプラクティスのためにコースに出た。代役ライダーのオッタヴィアーニは、これまでイギリスのサーキットを走ったことがなく、CBR600RRのことも知らないため、フリー走行セッションをフルに活用しようと意気込んでいた。経験豊富なライダーである鳥羽も同様に、この段階をうまく利用し、その後のスーパーポールに可能な限り備えたいと考えていた。両ライダーは、練習走行を通じて徐々に前進。セッション終了時には、鳥羽は1分31秒766で26番手につけていた。イタリア人ライダーのオッタビアーニは、限られた時間のなかで多くのことを学ばなければならないことを自覚しながら、計画的に作業を進めた。プラクティスの最速タイムは1分32秒242で30番手だった。
午後に行われたWSSPスーパーポールは、日差しが強く暑いコンディション。オッタビアーニは序盤で転倒を喫し、セッションは赤旗中断となった。幸い怪我はなかったが、マシンに大きなダメージを負ったため、ルカはコースに戻ることができず、予選ラップを終えることができなかった。しばらくしてセッションが再開されると、鳥羽は残された時間でPETRONAS MIE Racing Hondaのフラッグを掲げるために全力を尽くした。ベストタイムを1秒近く更新し、1分30秒725を記録した。この結果により、鳥羽は土曜日の決勝グリッド21番手につけることになった。
鳥羽海渡 #27
「ドニントンパークは予想外に暑い一日でした。バラトンのテスト中に思いついたアイデアでスタートしたので、午前中のセッションの大半はセットアップに集中しました。スーパーポールに間に合うようなベースを見つけることができたし、ラップタイムも向上した。セッションの終盤はトリッキーなコンディションになってしまったので、それ以上のステップを踏むことはできなかった。とはいえ、まだマージンはあると思うので、明日はそれを実現できるように頑張ります"
ルカ・オッタヴィアーニ #12
「新しいマシンと新しいチームで、初めて見るサーキットで仕事をすることになり、初日は良いスタートを切ることができた。午後は、マシンに適応するための新しいソリューションをテストする予定だったが、最初のラップでライダーが前方で転倒してしまった。そのため別のライダーが僕の前で急ブレーキをかけ、僕はそのライダーと接触して転倒してしまった。幸い怪我はなかったが、残念ながらコースに戻る時間がなかった。明日は何ができるか見てみよう。"
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