鳥羽とアズマンの作業がミサノで進行中
PETRONAS MIE Racing Honda Team、ミサノの暑さにも負けず徐々に前進。

PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、イタリアのミサノ・ワールド・サーキットで2025年スーパースポーツ世界選手権第6戦に鳥羽海渡とS・アズマンの両ライダーで参戦している。
午前中に行われたスーパースポーツ世界選手権のプラクティス・セッションは、わずか10分で他のライダーにテクニカル・トラブルが発生し、赤旗中断となった。数分後にコースに復帰した鳥羽とアズマンは、残りの30分間でCBR600RRのセッティングを煮詰めた。何度かクラッシュが発生したセッションだったが、PETRONAS MIE Racing Hondaのライダーたちはトラブルに巻き込まれることなく、コースタイムを最大限に活用し、29番手(海渡-1'40.504)、33番手(Syarifuddin-1'41.537)でセッションを終えた。
午前中に気温が急速に上昇したため、その後のスーパーポール予選はかなり暑い路面(気温29℃、路面温度45℃)で行われた。しかし、PETRONAS MIE Racing Hondaの2台は、鳥羽とアズマンの両選手がプラクティスで記録したベストタイムを更新。
鳥羽とアズマンのふたりはすぐにベストタイムを更新。SSPは34台で争われるため、グリッドポジションを確保したい海東は、セッションを通してラップタイムを上げ続けた。ベストタイムは1分39秒241で、僅差の28番手となった。アズマンはスーパースポーツでの初出場で、1分40秒321のタイムを1秒以上縮めて31位でセッションを終えた。
この結果、海斗は10列目、アズマンは11列目のグリッドに着き、土曜日の12時35分から18周で行われる決勝に臨む。
鳥羽海渡
「今日はフリー走行とスーパーポールを走った。残念ながら、両セッションともマシンに問題があり、まだ解決できていない。明日のレースに向けて、今あるデータをもとに、どこをどのように改善していけばいいかを考えていく"
シャリフディン・アズマン
「またミサノに戻ってくることができて本当にうれしい。今日は前回のレースより少し前進できたし、マシンのフィーリングも良くなっている。チームがサスペンションに手を加えてくれたおかげで、より快適に走ることができるようになった。プラクティスとスーパーポールはとてもうまくいったと思うし、明日に向けてチームがさらに何かしてくれると信じて、レース1を楽しみにしている。マレーシアより少し涼しいかもしれないけれど、暑いコンディションは好きだよ
戻る WorldSBK