鳥羽とアズマンがクレモナの予選でライバルと熱戦を展開
PETRONAS MIE Racing Hondaチームは、金曜日のスーパーポールで鳥羽が予選18番手、アズマンが予選30番手となり、クレモナで開催される週末のSSPレースへの準備が整った。

この週末は40分間のフリー走行から始まったが、わずか数分で他のライダーの転倒により赤旗中断。セッションが再開されると、鳥羽とアズマンはそれぞれのテクニシャンとすぐに作業に取りかかった。日本人ライダーがクレモナのレイアウトに慣れる一方、マレーシアのルーキー、アズマンはまた新しいコースをできるだけ早く覚えることになった。アッセンで腕のパンプに悩まされたアズマンは、その後手術を受け、FP1の前にサーキットのドクターから出場可能との診断を受けた。ドライで晴天に恵まれたコンディションを最大限に生かした海東は、セッション終了までに27番手(1'34.156)、スーパースポーツの "見習い "であるシャリフディンは34番手(1.36'612)につけた。
40分間のスーパーポールが始まったのはその数時間後。気温31℃、路面温度48℃という暑いコンディションのなか、鳥羽は午前中のプラクティスを1秒上回るタイムで周回を重ねた。CBR600RRに若干のモディファイを施し、1分32秒743のファステストタイムで予選18番手につけた。アズマンはFP1で、特に今回が初めてのサーキットであることを考えると、目覚ましい進歩を見せた。1'34.775を記録して予選30番手となり、土曜日の午後に行われる20周の決勝に臨む。
鳥羽海渡
「ここクレモナでは、とても充実した1日を過ごすことができた。事前にここでテストするチャンスはなかったが、フリー走行ではすでに正しい方向で作業を始めることができた。午前中はファステストラップを狙わず、コース上のフィーリングに集中した。スーパーポールでは、いくつかのアジャストメントを施して自信を高め、そのおかげでホットラップを狙えるようになった。まだ改善できる点はいくつかあるが、CBRをトップと1秒差まで詰め寄れたのは悪くない。明日のウォームアップで、もう一歩前進できるかどうか見極めたい"
シャリフディン・アズマン
「本当に難しいコースは初めて。腕も手術の後、かなり良くなっている。今日に関しては、プラクティスの間にコースを覚え、ここでのマシンの動きを理解することに努めた。スーパーポールも暑いコンディションで大変だったけど、ベストを尽くした。
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